中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

どうにも腑に落ちないことがある

テレビを観ていて、新聞を読んでいて、どうにも腑に落ちない ことがある。 福島県知事の佐藤雄平氏は、東電社長があいさつしたいと 申し出た時に、それをむげに断った。 昨日(22日)にようやくあったが、けんもほろろの態度であった。 元福島県知事の佐藤…

助成金の審査基準を考える

私はこれまで数えられないほどのグループを作ってきた。 帰国して6年目だが、3年目までに「はりま粒友クラブ」 「日本がん楽会」「先端医療と市民の協働を考えるシンポジウム委員会」 「ひょうごがん患者等連絡会」の4つを立ち上げ、それぞれ会長や委員長…

風評に惑わされない人々

原発事故による風評被害は、無知による差別的なものも含めて広がっている。 しかし、その様な風評に惑わされない人々も多くいるので気持ちが救われる。 大体、放射線に汚染された野菜などを食べたからと言って体調に変化が起こる わけではない。そんなことを…

差別ほど醜いものはない

差別は人間社会だけに在るのか、他の動物にもあるのだろうか。 高等に進化した人間だけに在るのだとすれば、悲しいことである。 差別ほど醜いものはない。なぜなら差別は自分を有利な立場だと 錯覚しているところから起こるからである。 放射線汚染区域から…

二酸化炭素犯人説と原発

地球温暖化の二酸化炭素犯人説は謀略だと、これまで何度も書いてきたが、 どこに書いたのか思いだせない。このブログでも書いた記憶がある。 マスコミなどにも盛んに二酸化炭素の排出が問題だと書かれるしTVでも 報道されているから、世界中の多くの人々は、…

政治家たちよ国難に立ちあがれ!

未曾有 (ミゾユウ・・ではない) の大災害の上に、未曾有の人災まで重ねて、 史上まれにみる国難が生じている中で、政治家たちは駆け引きをやっている場合では ないのではないか。 井の中で蛙たちが喧嘩している場合ではない。外を観ろ! 世界を見渡せ!! …

ロボット大国日本なのに

原発内の写真が公開された。ロボットが中に入って撮影したものだ。 このロボットはアメリカせいである。とっくにアメリカから持ちこまれていたが、 日本側は操作の仕方が分からなくて、練習を積んでやっと動かせたと言うわけだ。 以前にも書いたが、日本はロ…

危険は増している。

私は、原発事故が発生した翌日の3月16日に「大災害が起こる可能性と避難の勧め」 を書いた。 その時点では、なにを言っているのかと思われた方も多かったに違いありません。 その後に、50キロ圏内の子供を持つ家族や、これから子作りをしなければならな…

危機管理・何が必要だったか

前回の「国民よめをさませ」の中で、様々な問題点を指摘されながらも 自民党政権が放置してきた、と書いたが、何を放置していたの?と言う 質問があったので、もう少し詳しく書こう。 原発製造メーカーは設計の段階から、どのように効率よく原子燃料を電気に…

国民よ目を覚ませ!

いつものことながら、各新聞社による馬鹿馬鹿しい世論調査が行われている。 以前にも書いたが、世論調査と言うのは、設問の出し方によって誘導することが できるので正確とは言い難い。 と言っても、国民の多くは世論調査の結果に関心があり、やっぱり!そう…

天災から守るための知恵と努力

この度の地震と津波は未曾有とも言える規模で、少々の備えがあっても 被害を防ぐことはできなかっただろうと思う。 天災は忘れたころにやってくるとは、まことに格言である。しかし、人間と言う ものは、せっかく作った格言を忘れてしまうものらしい。 嫌な…

長い付き合いの妙

昨日、とても久しぶりの再会があった。 二人とも、私がテレビのワイドショーの司会をしていた時の関係者である。 一人は、司会を一緒にしていた女優の入江若葉さんが所属していたプロダクション の社長であるYさん、もう一人はテレビ局のディレクターだったK…

東電の収束計画は「絵に描いた餅」

東電は今後6~9か月間で、収束する計画を発表した。 この発表を受けて、多くのメディアも住民たちも、この発表を信頼 していない。 これまで、不測の事態が相次いできただけに、これからも計画通りに 進むとは誰も信じていないからだ。 東電だって、このよ…

自粛について考える

国民の自粛が日本経済を委縮させているとして、経済界や政界の 方々は「大いに金を使って下さい」と呼びかけている。 国民は特に意図して自粛しているのだろうか。 阪神淡路大震災の時も、「もう贅沢なんか要らない。高級な衣服も いらない。どんなものでも…

日本を外から見ると(原発事故)

今回の原発事故は、観光業者たちへの影響が大きい。 地震、津波、原発事故と続いたこともあるが、外国からの観光客が 大幅にと言うより、ほとんどなくなっていると言うから深刻だ。 外人にとっては地震はとても恐ろしいことのようだ。地震を経験できる 国は…

外から日本をみると(医療)

「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがある。 日本のような島国に住んでいると海外のことが分からないばかりか、 海外から日本がどう見えているのかもわからないものだ。 かなり著名な医者になっている人でも「欧米の医療は・・・」という話題に なる…

私流生き方(35)

阪大病院へ子供を連れていた。 初めて見る大病院だった。予約があったとはいえ、かなり待たされて 部屋に通された。 普通の診断室ではなかった。 大講堂のステージのような場所だった。 ステージの中の一段高い所に椅子が据えられており、周囲には 50人ほど…

私流生き方(34)

子供が生まれて、部屋の狭さが気になりだした。 なんとかして広い所に移りたかった。 3カ月後に、町のど真ん中の一軒家、しかも門構えの広い家を 借りることが出来た。どういういきさつだったか、いまでは思い出せないが、 たぶん山内先生の口利きだったよう…

私流生き方(33)

淡路島に帰ると言っても、住むところがない。 貸家などは基本的にはないのだから、不動産屋もない。 まだ家財は少ないので引っ越しは身体だけと言った感じだった。 町はずれに近い場所にあるお宅の「離れ」を借りたが、そこは八畳 ほどの広さだった。とにか…

警察官、自衛官、消防士のみなさんに感謝!!

今日、ある県から東北地方に派遣された警察官から現地での 事情を聴くことが出来た。 派遣された当時は、震災後未だ日が浅かったこともあり、警察で 準備された食事は一日カップめん2個だけであり、その他は自前だと 言うのである。当然のこと、県警から食…

被災者の方も「大きな心で再建」を

阪神淡路大震災のあと、災害を受けた地域は大きく様変わりして 近代都市に生まれ変わるだろうと思っていた。 しかし、現実は地権者が権利を強く主張したために、行政が思い描いた 都市計画がとん挫したと言う経緯がある。 確かに、現在の神戸は綺麗だが、も…

「見えない」がキーワード

放射線の怖さは「見えない」ことにあるだろう。そのために、必要以上に 脅えているのか、もっと脅えなくてはならないのかもわからないと言うことだ。 見えないものだけに、見て判断することが出来ない。見えないから、東電が 発表する数字をあてにするしかな…

菅発言・失言か本音なのか

菅首相が「原発周辺には10年か20年は住めないだろう」と、言ったとか 言わないとかで世間を騒がせている。 少なくとも、その様な趣旨の会話を交わしたことは事実のようだ。 どちらが先に言ったのか言わなかったのかと言う程度の誤差の問題だ。 いずれに…

私流生きから(32)

肝臓炎と言う診断だったが、いまでいうC型肝炎ではなかったのかと思ったりする。 とにかく、しんどい症状だった。 会社に行けない。当時は会社を休めば収入も途絶えた。 家内の収入だけに頼るしかなかった。そのわずかな収入の中から金をもらって 本を買っ…

私流生き方(31)

西区九条での間借り生活は半年ほどだった。間借りしていた家のⅠ階は喫茶店で プロレスの日や大相撲のある日は黒山の人だかりだった。 私は、東京にいた時(昭和29年)にすでに力道山のプロレス中継を観ていたが、大阪では 1年遅れてテレビ放送が始まって…

私流生き方(30)

前回は、白洋舎に入社して浜寺周辺の豪邸などに出入りしていたところ まで書いた。16歳の時に、宝石ケース制作に携わっていた時にも、心斎橋 筋の有名宝石店に出入りしていたので、当時から丁寧な言葉使いが出来る ようになっていたので、豪邸への出入りも…

無知と風評

いろんなことを考え、先を読むとか、懸念するとかと言う場合には、 それなりの知識を持った上でやるものだ。もちろん勘違いあり、思いすごしあり と言うことも起こりうる。 しかし、いま街にあふれている風評と言うやつは、単なる無知をさらけ出して いるも…

大地震・大津波は想定できなかったのか

もうすでに多くの方がご存じだと思うが、念のために書いておきたい。 今回の大地震、大津波は想像を超えるものだったと言われるが、そうでは なかったと指摘されている。 原子力委員の国会答弁のように「どこかで割り切らなければ、金がいくらあっても 足り…

完全収束に100年(福島第1原発事故)

これまで、チェルノブイリ原発事故の例として、すでに25年が経過しているが、 完全収束までには今後50年はかかるだろうと書いてきた。 世界的に最高の評価を得ている、英国の科学誌「ネイチャー」は、日本の 福島第1原発の場合は、完全収束までに今後1…

大地震と原発事故の共通点

今回の大地震を専門家たちは予測できなかった。 予想されていたのはもっと小さな範囲の地震であり、30年内に何%とかと言う あいまいなものだった。 東北から関東にかけて6つのブロックに、それぞれ地震の発生があるとは 予想していたが、これら6つが連…