中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

続々・シリア問題と歴史

アメリカのシリア攻撃に賛同してともに攻撃に加わると表明していた 英国が軍事介入を断念したと発表した。 といっても、これでシリア攻撃がなくなったわけではない。国連調査団が 予定を早めてシリアを出たということは、アメリカによる攻撃が始まる可能性 …

続・シリア問題とアメリカ

前回に、言葉を省略して、アメリカは貯め込んだ武器を使いたいので シリア攻撃をしたがっていると書いた。 どうしてそうなるのかと不思議に思い、理解できなかった人が多かったかも しれない。 オバマ大統領は初の黒人出身の大統領であり、大きな期待を背負…

緊急!! シリア情勢を考える

シリア情勢が緊急課題となっている。 シリアってどこにあるの?と思う人も多いだろうが、世界で一番注目しなければならない イスラエルの隣の国だということぐらいは知っておいてもらいたい。 イスラエルのことを知らないで世界を語れないというほどだが、こ…

子供も大人も??が大切

これまで多くの大人や子供に接してきた。 会うたびに、話し合うたびに「どうして」「なんで?」と聞いてくる子供と まったく質問をしてこない子供がいることに気付く。それは学校の成績が 良いかよくないかはまったく関係ないようだ。 しかし、その子供たち…

汚染水・はだしのゲン・読解力

今朝の毎日新聞の「余禄」(朝日新聞の天声人語のように、その新聞を代表する)に 面白いことが書かれていた。 『「禍、独り行かず」とは、わかりやすく言えば「泣きっ面に蜂」。災いは立て続けに 起こるということで、「踏んだり蹴ったり」「一災起これば二…

イチローの偉業に思うこと

ヤンキースのイチローはすごい!! コツコツと積み重ねて4000本という信じられないようなヒットを 打ってきた。オリックスに彼と入団が同じだった田口壮氏は、当時の イチローが、みんなが寝ようかと思う頃にイチローが打撃練習をはじめ、 そのあと午前…

消費税論議を起こしてほしい

このブログでいろんなことを書いてきた。 最近の書いたものを見ていると愚痴ばかりのようで気が重い。 ツイッターの少し長めのものと思って読んでもらいたい。 消費税を上げるかどうかと話題になっている。議題ではなく 話題程度だというのが少々問題だ。 消…

東電は素人集団なのか(5)

原発事故後に汚染水の原因となる地下水対策が取れなかったのだろうか。 地下水そのものは汚染されているわけではない。原理に従って山側から 海側に地下水が流れている。その地下水はきれいな水なのだ。 地下水が原発施設の放射線汚染地域を通ることによって…

東電は素人集団なのか(4)

世界を見渡しても日本列島のような国は少ない。国全体が海に囲まれた 細長い島となっていて、山岳部が多く平坦な平野部が少ない。 一年を通じて雨が多く、水に恵まれた国でもある。多くの雨は山岳部に降り、 地面深く浸透し、やがて覆水流となって流れる。 …

「はだしのゲン」閉架について一言

「はだしのゲン」の表現に問題文が多いと父兄、保護者などから抗議を 受け、教育委員会が閉架を決めたと騒がれている。 馬鹿らしくてコメントさえやめようと思っていたが、やはり書いておこう。 今の親たちの中には、とんでもない人が増えている。ちょっとし…

東電は素人集団なのか(3)

あゝ、恥ずかしい・・・。海外に友人が多いが、みんなに笑われているように 思ってしまう。東電の原発事故以来の対応は、諸外国から日本の無能力が 問われる事態となっている。 巨大津波が来るかもしれないと、第1原発所長になる以前の吉田さんも 知ってい…

東電は素人集団なのか(2)

もうすでに誰もが知っていることだが、原発事故に至った経緯を整理 してみたい。 3・11に東日本大地震が発生したことが福島第1原発の大事故につな がった。 直接的な原因は、大津波が襲来したことだった。津波によって原発が 破壊されたから事故が起こ…

東電は素人集団なのか(1)

この間から、東電問題を書きたいと思いながらも、長くなるので、白内障のこともあり ついつい先延ばしにしていたら、出るは出るは問題噴出状態になってきて、書き遅れた 感が否めない。 しかし、今回はじっくりと数回にわたって書いておきたいとおもう。 何…

高校野球にもスポーツ医学を・・。

昨日の続きを書きたい。 今日の準々決勝の結果勝ち残ったのは、花巻東、日大山形、前橋育英、 延岡学園の4校だった。 4校のうち、1回戦から勝ち残ったのは前橋育英だけで、残りの3校は 2回戦からの勝ち残り組である。 組み合わせ抽選は公正に行われてい…

高校野球・組み合わせに配慮がほしい

今年の夏も高校野球が面白い。連日かぶりつきの席(TV)で 観戦している。 今日は、これまで酷暑の中を勝ち残ったベスト8が準々決勝を 戦っている。 ベスト8に残ったチームを見てみると、ある偏りがうかがえる。 出場49チームのうち第1回戦から出場して…

人種差別を深く考える(2)

多民族国家のアメリカ、フランンス、イギリスは民主国家としての先進国である。 その点、日本ではまだまだ民主化は成熟していない。 民主主義が成熟している米英仏であっても人種差別はある。 これらの国々の映画やドラマを見ていて感じるのは、1960年代…

人種差別を深く考える(1)

世の中には醜いことがたくさんある。その原因となる一つの要因は 多くの人が「他の人よりも優位な立場でいたい」という気持ちだろうと思う。 自分に自信のない人でも、あいつよりは、おれのほうがましだろう・・などと 思いたい気持ちを持っている。 それは…

戦争を知らない大臣たち

「戦争を知らない子供たち」という歌があったが、今の安倍内閣 の顔ぶれを見ていると「戦争を知らない大臣たち」なのに改めて 気が付いた。 戦争を知っている人と知らない人では、大きなギャプがあるとおもう だけに、とても気になっている。 終戦記念日の今…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(最終回)

今日は終戦記念日。記念日というのはどうも違和感がある。 あの日に戦争が終わってほっとしたことは確かであるし、だれもが そう思ったことだろう。だけど「記念日」という言葉にないかしら、すっきり しないものがある。 多くの国民が、兵隊として戦い、民…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(12)

「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉がある。 幕府の京都守護職だった松平容保が、賊軍として追いやられたことは、NHK大河 ドラマ「八重の桜」に詳しく描かれている。 戦争の場合もそうなのだ。勝ったほうが正義であり、負けたほうが不正義だという 扱い…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(11)

あの戦争のことを、日米戦争ともいい、第2次世界大戦ともいい、太平洋戦争ともいい、 大東亜戦争ともいう。 アメリカ側の公式な見解は「太平洋戦争」であり日本側の公式見解は「大東亜戦争」である。 日本軍のハワイ奇襲攻撃によって始まった戦争なので、ア…

映画・少年Hとおじいちゃんの(貴重な)戦争体験(10)

映画・少年Hが話題となっている。作者の妹尾河童さんは私より4歳年長になるので、 妹尾さんがみていたものと私が見ていたものには共通点がある。 何よりの共通点は、妹尾さんの家と私の母親の実家(海運長丁目)とは歩いて3分も かからないという近距離な…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(9)

大阪のど真ん中、上本町6丁目の角の近鉄百貨店の筋向いで、大空襲に より犠牲者が野焼きされていたのを目の当たりにしたことは、何よりもショック だったので、いつまでも忘れることができない。 淡路島に帰ってからも、大阪や神戸への大空襲の模様は、淡…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(8)

B29爆撃機は何百という飛行機が群れを成して飛来し焼夷弾を投下 していった。一つの群れが攻撃を済ませると、しばらく間をおいて次の 爆撃機群が襲来してくるという波状的攻撃だったので、夜が明けるまで 防空壕の中で眠ることもなかった。 恐ろしいほど真…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(7)

姫路の連隊で父との面会を済ませた祖母と私は、すぐ淡路に帰らずに 大阪への向かった。私を2歳半から6歳まで育ててくれた「育ての親」である 叔母の家に泊まった。 私はくたびれ果てていたようだ。とても熟睡していたようだ。 当時の大阪では、毎夜のごと…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(6)

小学3年生で飛行場内で一泊し、翌朝には戦場に飛び立って行く飛行機を 目の当たりにしたことは、今となって考えるととてもすごい体験だったと思う。 父が軍属として働いていた川西飛行場へ面会に行ってまもなく、父は再び徴兵令 によって軍隊に駆り出され…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(5)

思い出しながら書いているので少しばかり先に進みすぎてしまいました。 私が小学校2年生の時に叔父(父の5番目の弟)が志願して海軍に入隊しました。 軍隊に入るのは徴兵と志願とがあります。 当時は徴兵令というのがあって、男子の国民はよほどのことがな…

おじいちゃんの(貴重な)戦争体験(4)

戦争がだんだん身近になってきたことを実感するようになってきた。 戦争が始まった当時は、誰もが毎日「勝った!勝った!」と飛び上がらん ばかりによろこんでいたが、藁人形を竹やりで突く訓練や防空壕堀など が始まると、戦争は遠い地でのものではなく,身…