中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高校野球にもスポーツ医学を・・。

 昨日の続きを書きたい。
今日の準々決勝の結果勝ち残ったのは、花巻東日大山形前橋育英
延岡学園の4校だった。
 4校のうち、1回戦から勝ち残ったのは前橋育英だけで、残りの3校は
2回戦からの勝ち残り組である。
 組み合わせ抽選は公正に行われていて、これまでも抽選による運、不運は
あったのだから、こういうことを言うと「今更」と思われるかもしれない。
 私が案じたように、常総学院の投手は9回になってから、熱中症と思われるが
足が引き攣り投げられなくなって交代を余儀なくされた。
 今回は事前に準決勝の前日の開催を休止することを決めていたのは賢明な
ことだと思う。
 愛媛代表の済美高の投手にしても、あれだけ球数を投げさせれば、彼の将来を
奪いかねないのではないかと案じている。 昔からこうしてやってきたことだからと
いうのではなく、高校野球にもスポーツ医学を取り入れるべきではないかと思う。
 女子アスリートには、しばしば月経が止まることが知られている。その原因を知らず
してホルモン注射をする場合が多いと聞く。しかし、女子アスリートが月経が止まるのは
栄養不足が原因だと西欧では常識化しているらしい。しかし、それを知らずに練習を
重ねると、2年後ぐらいに「疲労骨折」という形で現れる。 
 栄養不足が骨粗鬆症を引き起こしているのだという認識があれば、骨折しないですむ
はずなのだ。
 それなのに、有名スポーツクラブでも、このことを知らないコーチ監督が多いらしい。
あの「神様、仏様、稲尾さま」も、最近のような使い方をしていたら、もっともっとすごい
記録を残したに違いない。昔は無茶をしたものだ。
 そして今もなお、選手たちの将来をつぶしてしまうコーチや監督がいるかもしれない。
その結果については誰も責任を取らない。犠牲になるのは選手たちだけなのである。