中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高校野球・組み合わせに配慮がほしい

 今年の夏も高校野球が面白い。連日かぶりつきの席(TV)で
観戦している。
 今日は、これまで酷暑の中を勝ち残ったベスト8が準々決勝を
戦っている。
 ベスト8に残ったチームを見てみると、ある偏りがうかがえる。
出場49チームのうち第1回戦から出場しているのは44チーム。
第2回戦から出場しているのは15チームである。
 ベスト8に残ったのは、1回戦から勝ち残ったチームが3校に対して、
2回戦から出場のチームが5校である。
言い換えれば「44校分の3」対「15分の」5という構図となり、明らかに
第1回戦から出場しているチームが不利となり、2回戦から参戦している
チームが有利となっている。
 今年のように猛暑が続く中での戦いでは投手への負担が大きくなり、
それが戦績にも影響しているように思っている。
 今年は、これまでと違って、完全トーナメント方式ではなく、2回戦からは
抽選を行うという新しいシステムを取り入れている。また、準々決勝の後は
一日試合を休むという新しいシステムも導入した。そのいずれも素晴らしい
ことだと思う。
 しかし、2回戦から参戦したチームが15分の5ということは、3分の1の学校が
ベスト8に残れたのに対して、1回戦から戦っている学校は44校で3校と、11分の1
ということになる。強い学校が2回戦から参戦したという感じではなく、明らかに
抽選のなせるいたずらというか、運・不運と言えようか。
 このようなことのないように、大会本部は特別枠を設けても、出場校を増やし、
大きな不公平が生まれないような配慮をしていただきたいと願っている。