中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

東電は素人集団なのか(1)

 この間から、東電問題を書きたいと思いながらも、長くなるので、白内障のこともあり
ついつい先延ばしにしていたら、出るは出るは問題噴出状態になってきて、書き遅れた
感が否めない。
 しかし、今回はじっくりと数回にわたって書いておきたいとおもう。
何よりも強く感じることは、東電という集団はいったいどうなっているのだという
素朴な疑問である。東電は優秀な東大卒社員を集めていて、東電の原発関係者は
「東大村」とさえ言われたものだ。
 我々凡人から見れば、とんでもない秀才ぞろいなのが「東電」だという印象があった。
もちろんその印象もあの原発事故が起こるまでだった。なぜならば、事故が起こってからの
東電の対応は、凡人の私が考える能力よりも劣っているかのごとく、判断が甘く、決断が遅く
対応が後手後手になっていたからだ。
 秀才イコール役立つ人間ではないということを世の中に証明して見せたのが、原発以降の
東電の一連の対応だと思う。
 原発事故後のメルトダウンまでの一連のことは今回は触れない。すでに何回も書いて
きたからだ。
 今回は「放射能汚染水」だけに限って、皆さんと一緒に考えたいと思う。東電の素人集団
に対して、皆さんならどう対応を考えるのかも、それぞれが考えてみていただきたい。