中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

本震か余震か

このところ大きな地震が相次いでいる。 3月11日の大地震の余震と言われているが、本当だろうか。 日本では、一年間を通じて地震の発生しない日はないと言ってよい。 下記から毎日の地震のことを知ることが出来る。 http://tenki.jp/earthquake/ ところで…

石原・東京都知事4選に思うこと

石原さんが東京都知事として4選を果たした。 すごいことである。年齢を考えればなおすごいと言える。 12年前、石原慎太郎氏が初めて東京都知事に当選した1カ月後の ことを思いだした。1999年5月のある夜のことだった。 東京都知事主催のレセプショ…

いたちごっこの対応策

福島第1原発の場合、とにかく冷やすことが何よりも大事であり、 冷やさないと燃料棒が溶け出して恐ろしい結果を招く。 冷やすためには、水を入れなければならない。 水を入れると放射線に汚染された水が出て来て、環境を汚染する。 水を入れないといけない…

遅すぎた感のレベルアップ

福島第1原発事故の国際基準をレベル7に切り上げたので、国内外に 波紋が広がっているfが、別に驚くほどのことではなく、これまでのレベル5 と言うのが間違っていただけなのである。 このブログを読んで下さっている方は、すでに何度も書いてきたのでご理…

原発事故・国際基準「7}に引き上げ

3月30日の「事故の収束」の中で、現時点で国際基準の「レベル5」にしている ことには問題があり、直ぐにでも「レベル6」に引き上げておくべきだと書いた。 今日の発表では、一挙に「レベル7」に引き上げられた。 これは、政府が国民のみなさんに対して…

福島原発・50分後に電源回復

ああ・・・驚いた!!! 外部電源が切れて長い時間が経過すると冷却が行われず、不測の事態も 考えられるだけに、大いに心配したが、なんとか回復したようで、まずは安心。 しかし、今後未だ2カ月以上は、大きな余震が考えられるだけに、充分な 備えを東電…

悪い予感があたってしまった。

先ほど3時23分に「原発事故の情報開示」の中で、原発の現状はというところで 何が起こってもおかしくない現状だと書いた。 何がと言うのはいろいろあるが「地震」が怖いとも。 5時51分の地震で、原発の外部電源が途絶えたと言う。 電源が途絶えれば、…

守られている実感

今回の大災害の場合だけに当てはまらないと思うが、人は一人で生きる と言うことは、なかなか難しい。 やはり支えられて生きられる、寄り添い合って生きられると思う。 被災地の寒い環境の中では、文字通り「体を寄せ合い、温め合って」生きて 来られたこと…

原発事故の情報開示と言うが・・・

今回の大災害を受けた人たちから「原発事故の本当の情報が欲しいと言う声が 聞かれる。とくに地元福島県の方に、その思いは強いようだ。 震災後すぐに、避難指示を受け、着の身着のままに非難した直後に水素爆発が 起こって、非難したままになって人たちにと…

大震災・原発事故とロボット

我が国のロボット技術は世界最高水準にある。 NHKでも、全国高専のロボット大会や、全国大学のロボット大会があり、 アジア大会にまで発展している。近年はアジア諸国の優勝が多くなっては いるが、日本の総合技術力は優れている・・・・と思ってきた。 …

あっちへふらり、こっちへふらりの有権者

有権者が選挙のたびに、あっちへふらり、こっちへふらりとなる傾向は 外国にもある。 しかし、欧米の場合は、自分の支持する政党をしっかり持っているので、 日本ほど極端なふらつきはない。 特に最近の5年間はひどくなったのではないかと思われる。 国民の…

分かるほどに腹立たしい原発推進者

原発設置及び設置後の問題点がどんどん明らかになってくる。 明らかになるにつれて、こちらの怒りも上がってくる。 まず一番何に派等が経つかと言えば「想定」である。 震災後直ぐに「想定外」といういい方は許されないと書いてきた。 何事も防災を担当する…

末期がんになったら・・・

今日は、西宮市で開催された集い「もしも末期がんになったら あなたは、人生の最期をどこでむかえますか?」( NPO アット ホームホスピス主催)に参加した。 私たちの運営委員の上杉氏が講師の一人として参加しているし、 数か月前には私も講師として「…

私流生き方(29)

今書いていることは、なにしろ55年も前のことである。 と言っても想像が出来ないかもしれない。 今の社会から55年前を想像してみても分からないだろう。 戦後の苦しみからようやく立ち直りかけたころである。 戦後進駐軍が滞在していたが、昭和27年に…

私流生き方(28)

違和感があるが、書き続けよう。 さて、大阪・旭区のクリーニング店に、3年の経験ありとして転職して、 背伸びし過ぎて毎日しんどい思いをしながら考えたことがある。 このままでいいのかどうか。私の人生はどうなるのか。 神学校と随分違う方向で生きてい…

日本の未来は明るい

今回の大災害(地震、津波、原発事故)による被害総額は見当がつかないほど 大きい。阪神淡路の場合の3倍~4倍とも言われる。もっとかもしれない。 ただでさえ、経済事情が悪い時だけに、日本経済は踏んだり蹴ったりである。 復旧には多額の資金が必要とな…

積極的に自分と家族を守るとは

何度も書いてきたので、読むほうも辟易するだろうと思いながら書く。 原発事故による、今後の処理には、チェルノブイリの例を取って書いてきた。 チェルノブイリの場合は、すでに25年間経っているが未だ問題完全解決ではなく、 今後も50年ぐらいかかる予…

政府は早く救済策を出せ!

子供を持っているご家庭は、早く放射線汚染から逃れてほしいと 書いてきましたが、政府の支援がしっかり決まる前に避難すると、 避難したものが救済されないという問題が残ります。 30キロ圏内が避難指定されれば、圏内までの人にしか救済が 行われず、早…

避難指示区域の拡大

これまで、何度も書いてきた。幼児や子供を持つ親たちは早めに避難するようにと。 30機とではなく、もっと広い範囲で考えてほしいと。 ニュースでは、今日、枝野官房長官は7日午前の会見で、福島第一原子力発電所の 半径20キロから30キロ圏内で累積の…

原発事故・「謝って済むなら警察いらん!」

原発事故では驚くことばかり。 「想定外」を繰り返し、責任逃れをしてきた原発責任者たちが、今度は 謝罪に及んだ。 朝日新聞によると・・・・ 原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は昨年5月の衆院での証言の際に、 電源喪失は「あり得ないだろうというぐらい…

私流生き方(27)

原発事故が気になって、どうもこの原稿を書くのに気が進まない。 しかし、楽しみにしているよ、と言って下さる方がいるからやはり書こうか。 21歳当時の私。 今から55年も前の私。そんなにおじいさんだったの?と言われそう。 そう、紛れもなくおじいさ…

原発の専門家とは素人か

これまで何度も、原子炉専門家と言う人たちに、バカ、アホと書いてきた。 とても失礼なこととは知りながら、書かずにはおれなかった心境を理解して 許していただきたい。 放射線高度染水の垂れ流しには、オガクズ、新聞紙を使って失敗するという 世界の笑わ…

自己責任と行政責任

今回の地震、津波による大被害は、明らかに「天災」である。 天災を呪っていたらきりがない。 私も一夜にして工場をなくした経験がある上に、激甚指定を受けながら 公的支援を受けられなかった(以前に書いた)ことがあるので、その辺りの 事情はよく理解してい…

廃炉ビジネス

アメリカやフランスの専門家たちは、それぞれの会社から派遣されてきている。 その背後には「廃炉ビジネス」が見え隠れしているのだ。 何十年にもわたって廃炉に持ち込むために、廃炉には、想像を絶するほどの 巨費が必要だ。 その廃炉ビジネスを当て込んでの…

誰が原子炉の配管設計をしたのか

今回の原発事故に際して、アメリカやフランスの専門家が来日して 問題解決に知恵を出してくれていると言う。 世界第1の原発国と世界第2の原発国の専門家たちである。 世界の知恵が結集しているのに、未だに解決への糸口が見えないのは、 問題が原子炉本体と…

恥ずかしいニュースが世界に伝播

おがくず・新聞紙・入浴剤と掛けてなんと解く? その心は? あなたの心はどうなりましたか? 「日本の先端技術」 「原子炉」 「日本のエリートレベル」 いろんなことが言えますね。 ああ・・・情けない。長年の外国生活を思い出しました。 こんな時、外人から質…

<福島原発>「天災ではない」佐藤栄佐久・前知事

福島県前知事の佐藤栄佐久氏は、「福島第1原発の事故は天災ではない」と 世界に発信している。そして「原発事故は、国の原発政策が招いたものだ」と 批判を強めている。 佐藤氏の発言は当然の主張であろう。 国の原発政策は誰がどのようにして推進してきた…

電力安全委員会の広告記事

月刊・文藝春秋には、これまで毎号に「電力安全委員会」の 広告記事が掲載されている。 4月号の記事は、とても興味深い。 「原子力発電から出る、高レベル放射性廃棄物は、いかにして処分するか」 と言うタイトルである。 4月号をお持ちの方はぜひとも精読…

放射線の恐ろしさ

目に見えないだけに恐ろしい放射線。 どれだけ被曝しているか容易には分からない。 スプレーをかけると色が変わるなどと言うようなものでもない。 原発に使われるウラン燃料は、その内の数%しか実際には核分裂として 使えない。しかし、燃料として利用した…

だんだん真実が見えてきた

子供を持つ親たちに、いち早く疎開、移住を勧めてきました。 また、原発事故がみなさんの思いのほか厳しいものだという点も、 早々と指摘してまいりました。 どこまで私の書いたことを信頼して下さったか疑問ですが、少なくとも これまで書いてきたことが、…