中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本の未来は明るい

今回の大災害(地震津波原発事故)による被害総額は見当がつかないほど
大きい。阪神淡路の場合の3倍~4倍とも言われる。もっとかもしれない。
ただでさえ、経済事情が悪い時だけに、日本経済は踏んだり蹴ったりである。
 
復旧には多額の資金が必要となり、今後は赤字国債に頼らざるを得ない事態に
なるだろう。ここでも自民党が反対するかもしれない。だが、赤字国債に頼って
日本をここまで悪化させたのは自民党である。
赤字国債と言えば、大増発した小渕首相を思い出す。当時、私は首相官邸
小渕さんと会った。人の良さそうな、とても政治家とは思えない人だった。
案の定・・と言ってよいかどうかだが・・彼は病に倒れた。小渕内閣赤字国債
増発したが、彼一人のせいではない。
 
さて、今度の災害で日本経済はズタズタになった。
東北地方にあった工業関連の被害は、自動車をはじめ日本の工業生産に大打撃を
与えている。このままでは、諸外国にシェアを奪われ、日本経済が沈没しかねないと、
多くの人が懸念している。
果たしてそうだろうか。
これだけの被災地を復旧させるためには、多くの資金をつぎ込んでのものになる。
土木、建築、機械など巨額な金が動くことになる。
そして人も必要だ。東北は、復興景気に沸く可能性があり、決して失望することはない。
東北の復旧によって日本経済は持ち直す可能性も大である。
 
問題は、そのかじ取りだ。
ここで政治家の判断の的確な判断が求められる。
優れた官僚が必要になる。問題は・・それが誰なのか・・と言うことだ。
やりようによっては・・日本の経済復興の大きなカギとなる今回の大災害でもある。
大勢の船頭は要らない。優れた船頭の許、優れた官僚たちによって日本を立て直してほしい。