中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

避難指示区域の拡大

これまで、何度も書いてきた。幼児や子供を持つ親たちは早めに避難するようにと。
30機とではなく、もっと広い範囲で考えてほしいと。
 
ニュースでは、今日、枝野官房長官は7日午前の会見で、福島第一原子力発電所
半径20キロから30キロ圏内で累積の放射線量の数値が高い地域などについて、
現在の「屋内退避」から「避難指示」への切り替えを検討していることを明らかにした。
 
これは当然のことだと思う。
政府としては、パニックを起こしてほしくない。だから早く避難してくれとは言えない
だろうと思う。何度も言うようだが、我が身を守るためには、自己責任で考えるほか
ないのではないだろうか。
 
水素爆発が起こらないようにと窒素ガスの注入が始まった。
今心配されている水素爆発は、この前に建屋を破壊した場合のものとわけが違う。
今度爆発があれば、その時は想像もできない事態が発生するかもしれない。
子供を持つ家庭、若者たちは、少なくとも原発事故が安全に収束するまでは、
遠くへ避難することだ。次代の日本を背負う人たちなのだから、己を大切にしてほしい。
 
50歳以上の方には申し訳ないが、なるべくなら踏みとどまって復旧に力を注いで
もらいたい。放射線の影響を若い人ほど受けないだろうと思われるからだ。
少々の野菜や魚も心配いらないのではないか。しっかり食べて元気でいてほしい。
政府を恨んでも仕方がない。今の政府が原発を推進したわけではないのだから。
国への要求はしっかりしよう。
そのためには、遠方に避難しても、元の市町村と連絡を絶たないことだ。
 
現在のため、将来のため・・それぞれに役割が違うかもしれない。
難しい判断だけど、それぞれが判断するより道はないだろうと思う。
誰かの指示を待ったり、支援を待つのではなく、一歩先をあるいてみよう。
支援や援助の権利をしっかり守るために・・被災地の市や町との連絡を絶やさないように。