中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

私流生き方(18)

(16)(17)の記述の中に思い違いがあったので訂正しておいた。 なにしろ古い話なので、ご勘弁願いたい。 さて、本格的な苦労が始まる。これまで、自分ほど不幸なものはいないと考えたことも あり、自殺を考えたことも何度かあった。それなりに乗り越え…

私流生き方(17)

東京日野の神学校の神学校での体験は、私の人生の中での1ページに 過ぎないが、大きなインパクトを受けたものだった。 巨大な学校敷地のほとんどは、農場であった。 敷地の周囲はアカシア林で囲まれていた。 アカシア林に寄り添うように学生寮が建てられて…

私流生き方(16)

この項を久しぶりに書く。 妻の体調が悪く、自分の過去を振り返る気力がわいてこなかったからだが、 ようやく体調が回復した。 さて、19歳の私の話しに戻ろう。 母との再会を果たし、再婚した母たちと同居し、高校進学を夢見ていた私だったが、 高校進学の…

救急医療知識の不足を感じる

もう終わってしまったが、NHKの番組で「ドクターG」と言うのがあった。 病院に担ぎ込まれた、駆けこんだ患者の容体を観察し、患者から経緯を聞いて 病名を特定し、治療に結びつける。 一人の指導医が4人の研修医に、患者のデーターを提示し、考えられる…

生死の分かれ目

ニュージランドの地震では、多くの日本人が未だに行方不明になっていると言う。 その時、どこにいたかで生死が分かれる。 尼崎の電車転覆事故の時もそうだったが、まさか、その電車があのような転覆の 仕方をするとは、だれも予測できなかった。 阪神大震災…

英語教育についてもう一言

日本では中学校から大学まで10年間も英語を習う。今度は小学校5年から英語を 習うとすると12年間と言うことになる。 これほど長期間に亘って英語を習っているのに、どうして英語力が貧弱なのか。 英語力のない私が論じる資格はないように思うが、カナダ…

小学校への英語導入について考える

以下新聞記事である。 文部科学省は、2011年度から小学5、6年で必修化される小学校の英語活動の概要を発表した。 同省作成の教材「英語ノート」(試作版)で計285の単語と、中学1年レベルの50の表現を教え 、6年生終了時点で英語を使って遊んだ…

カタカナ4文字は日本をだめにする?

最近、新聞に掲載されている のクロスワードに凝っている。 これがなかなか手ごわい。 知識だけでは解けない仕組みになっているからだ。 解くためには大いにトンチを働かせることが求められる。 一番厄介なのは、最近はやりの4文字カタカナである。 結婚活…

心理学ってどこまで信頼できるのか

最近、心理学を応用した刑事ものドラマがおおい。 4CHでは「LADY~最期の犯罪ファイル」 6CHでは「ホンボシ~心理特捜事件簿」 8CHでは「CONTROL 犯罪心理捜査」 週に3本も、同じ傾向のドラマが放送されるなんて、なんだか不思議な感じが…

日記を読み返して感じたこと

日記を読み返すことなどまずない。 友とのことを思い出しながら読み返しているうちに、あることに気がついた。 一年間を通じて、体調のことばかり書いてある。ほとんどが自分の体調だが、 本来は元気な家内が体調に異常があった日などのことも書いてある。 …

昨年の日記を読み返して友を想う

日々日記を付けている。その日あったことを簡単に記すだけのものだ。 当初5年日記を使っていたが、スペースが少なく大きな字が書けないので、 昨年からは一年ものにして、5年日記は天候や、食事内容を書くことに使っている。 5年ものの良いところは、昨年…

国や宗教による葬儀の違いなど(3)

書いているうちに想い出したことがあるので追記しておきたい。 ジャパンクラブの副会長だった方が亡くなった時のこと。(もう古い話だからいいだろう) 私は会長として、ジャパンクラブのメンバーに、お花を買って送りたいからと全員に 5ドルの寄付を求めた…

国や宗教による葬儀の違いなど(2)

オーストラリアはイギリス人が上陸した場所に旗を立て「ここはイギリス領だ」と宣言する ことによって領土化した・と観光案内などにも書かれている。僅か数100年前まではそういう 世界だったのだ。アメリカだってそうだし、カナダもそう・・ニュージラン…

国や宗教による葬儀の違いなど(1)

親友が亡くなった。1昨年にも一人の親友が亡くなった。35年以上も親しくしていた (個人的なことも、何でも話し合えたと言う意味での)親友が亡くなり、寂しさと共に 近いうちにやってくることが間違いない自分の葬式について考えた。 若いころには、葬儀…

私流生き方(15)

ここまで書いて来て、どうしても書いておきたいことを忘れていたことに気がついた。 一つは、父のシベリア抑留についてである。 終戦後父がシベリアに抑留されたことはすでに触れた。しかし、このシベリアに抑留された 人たちのことまで書いていない。戦後、…

抗がん剤の是非について

文藝春秋1月号に、近藤誠氏の「抗がん剤は効かない」が掲載され大きな話題を呼んだ。 続いて2月号には「抗がん剤は効かないのか・患者代表、立花隆氏 近藤誠氏に質す」という 記事が載る。 ますます盛り上がったところで、週間文春1月20日号に、有力医…

私流生き方(14)

「今を生きる」と「生かされている」という言い方がある。 ある著名な作家先生が、「生かされている」と言うのはきざな言い方で好きではないと 本に書いておられると言う(私は読んでいないが) この二つはどのように違うのだろうか。 生かされていると言う…

無縁社会とバレンタインデー

2月14日は、なぜかとても有名になった「バレンタインデー」だった。 商業ベースに乗って、いや・・チョコレートに乗って快調な滑りである。 ひそかに心に秘めている彼に、口では言えないけれど、この日にそっとチョコを上げる・・ そんな日だったような気…

私流生き方(13)

2月11日、NHKのスペシャルで「無縁社会 新たなつながりを求めて」が放送された。 無縁社会と言うから、私はてっきり高齢者の社会問題だと思って観ていたら、違ったので驚いた。 なんと若者から高齢者まで「無縁社会問題」が存在するらしい。 話を聞い…

私流生き方(12)

18歳の頃にジープに乗ったことを書いたが、私の自動車経験は、同時代の人たちと較べて 早いと思う。 小学4年生のころ(1943年)に父と大阪で暮らしていた頃、父はダットサンに乗っていた。 当時「はなべちゃ」と言われていたが、トラックのキャブオー…

私流生き方(11)

18歳に生き別れた母と再会。これで僅か13文字だけど、この13文字の中には どれだけ濃い中身が詰まっていることか。 2歳半で生き別れた後に、もし幸福感溢れる環境に育っていたらなば、母への想いは さほどではなかったかも知れない。 しかし、母だけ…

大相撲問題について

日本の国技と言われ親しまれてきた大相撲は、野球とばく問題に揺れ、 その揺れ戻し現象で八百長相撲まで発覚して未曾有のピンチとなった。 私は、豪州滞在時に大相撲を見たい一心で、屋根の上に直径3・5メートルもある 巨大パラポラアンテナを立て、NHK…

私流生き方(10)

ようやく、夢にまで見た母と会うことが出来た。 母は、父と別れて後に再婚をしていた。相手は母の幼馴染でもあったらしい。 釣り竿会社の工場長をしており、京都・神足の駅近くの工場の社宅を住まいにしていた。 私にとっては義理の父になるこの方は、おとな…

恵方巻・チョコレート

2月3日のスーパーやデパチカなどには、恵方巻がどっさりと積まれていた。 巻きずしを丸ごとかぶりつかないと良いことが起こらないかのような錯覚さえ覚えるほどだった。 何のことはない2月3日は節分だ。 節分とは、立春、立夏、立秋のような季節の節目の…

小沢問題を考える

どうなってるの民主党・・と思うほど混迷を極めている菅政権だ。 とにかく、小沢氏を悪者に仕立て上げれば、己が善になるとでも思っているかのような 小沢排除一辺倒の姿勢に見える。 このブログで度々書いたが、小沢がそんなに悪者なのだろうか。 政治とカ…

私流生き方(9)

その日の夜遅く、京都から母が駆けつけてきた。 母を待つ間に、祖父母から父と離婚後の母について話を聞いていた。 私の父は、私の知る限り、そして父の友人などから聞いた限りでは、心優しい 男気のある親分肌の男だったらしい。 ところが、身内から聞く話…

風邪とマスクとマスコミの関係

今日、大阪まで行った。 往復の電車で感じたことは、ほとんどの人がマスクをしていないことだった。 電車の中だけではなく、街路や地下街を歩くとたちも、デパートの人ごみの中を 泳ぐように歩いて人たちも、ほとんどマスクをしていなかった。 言い換えれば…