中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

恵方巻・チョコレート

2月3日のスーパーやデパチカなどには、恵方巻がどっさりと積まれていた。
巻きずしを丸ごとかぶりつかないと良いことが起こらないかのような錯覚さえ覚えるほどだった。
何のことはない2月3日は節分だ。
 節分とは、立春立夏立秋のような季節の節目のことである。節分には鬼を追い払い
福を招き入れる豆まき行事がよく知られている。恵方巻は「福を巻き込む」願いが込められ
丸ごとかぶるのは、縁を切らないためとされる。
 いずれにしても、普段巻きずしを食べない人たちも、年に一度ぐらいは丸かじりをやっても
良いかもしれない。
 2月4日ともなれば、今度はチョコレートが山積みされている。14日までどこもかしこもチョコレート
で埋まりそうだ。
 そう言えば、キリスト教を信じていないのにクリスマスには大騒ぎし、正月には信じてもいないのに
神社に初詣をする。1月10日には関西では10日戎でおおにぎわい。
 何のことはない、どれもこれも商売人が考え出した催しに乗かかっているにすぎない。
商売繁盛のためにはそれもいいのかもしれないが、何の信念も持たないでこんなに簡単に
イベントに乗っているだけでいいのだろうか。
 少なくとも、私の知っている限り、こんなにもバレンタインデーがもてはやされている国は
他にない。
 チョコレートの原料のカカオ豆の輸出が禁止され、今後は高騰に向かうだろうと予測されている。
すでに値上がり傾向にある。
 お祭り騒ぎもほどほどにとお願いしたいものである。