中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

大きく転換中の社会、どうなる今後

  正月には餅を喉に詰まらせて亡くなった高齢者がいました。
高齢が唾の出を悪くし、飲み込む力も衰えていて、喉を詰まらせて
しまうのでしょう。 去年は何事もなく食べられたから、今年も大丈夫だと
思っていても、体の変化は1年で大きく違ってくる。 本人もだが、周囲に
いる人たちの気配りも大切だと思う。
  他人事ではなく、私も84歳を超えているので、餅を食べる時には
十分な配慮をしながら食べている。 やはり、以前のように無頓着には
餅を食べられないことに気付いている。 餅には十文字に切り込みが
入っている。餅を作る方もこんな配慮を心がけているのだと知る。
 それでも、餅は美味い! 美味しい餅を見つけたので、なおさら美味い。
今年は例年になく、たくさん餅を食べている。
 さて節分も近づいてきたが、保育園や幼稚園で、豆を使わない節分の
行事が広がり始めたようだ。豆を食べての窒息事故を防ぐためだという
から・・とても不可解なのだ。
 どうして子どもが豆を食べて窒息するのだろう?と不思議な気がする。
それほど、普段から豆を食べていないからだろう。 豆には素晴らしい
タンパク質が多く、子供の成長にも役立つ食品だ。 最近では子供に豆を
食べさせる習慣もなくなったようなのがさびしい。
  消費者庁によると、2010年から7年間で14歳以下が大豆などを喉に
詰まらせた事故は全国の協力医療機関で27件。うち20件が3歳未満
だったらしい。3歳頃までは煎り豆などを食べさせないよう呼びかけている
ようだ。 「鬼は・・外、福は内!!」 という家庭内でやっていた儀式!?も
消え去っていくのだろうか・・・。 時代は変わる、どんどん変わる。
 今日、休憩所でずらっと並んで座っていたのは若人たちだけだった。
本来は高齢者などが休息できるようにと作られたスペースなのだが、若者
たちが8人座ってスマホをしていた。 後ろから覗いてみると、そのうちの
5人がゲームに夢中だった。 恐ろしい時代になったものだ。世の中大きく
転換中なのだと思った。