中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

随筆自伝(149)私を守ってくれたのはだれなのか

   《前立腺がんの告知を受ける》

パースに移住して足掛け14年目に入って間もなくの2005年5月に、泌尿器科医のMr,イングランドから前立腺がんの告知を受けることとなった。イギリスの関連国では外科医に敬意をこめてDr,ではなくMr,と呼ぶようだ。

  想定外の事態だったために、今後への対処をどうするかについて、早急に決めなければならないことがいくつかあって身辺がにわかに慌ただしくなった。

 がんが見つかったきっかけは、近隣のGP(かかりつけ医であって、豪州ではGPになるための教育とテストがある)で、いつものように血液検査を受けた際、PSA数値がやや高かったことからはじまる。その頃の数年間、毎年数回はPSAチェックを受けていたのだが懸念はなかった。だが今回は要注意ですと専門医(専門医は、長い専門医の学習を受けテストがある)であるミスターイングランド先生への紹介を受けたというわけだ。

その2年前にも尿道から僅かの出血が見られたので他の泌尿器科を受診したが問題なしと言われていた。後で考えるとその時すでにがんは発生していたことになる。

 ミスターイングランド先生は「豆腐をよく食べるアジア各国の人には比較的に前立腺がんが少ないので大丈夫だろう、と安心感を与えてくださり、まずは病理検査のための針生検に行ってくださいと病院に予約を取ってくださった。

  《検査の日々》

 日本のように一つの病院でさっさと事が運ばないのが豪州の欠点でもある。

 針生検、X線、CT、MRI、骨シンチ(骨への転移がないかどうかを調べる)血液検査など、すべて別々の病院の予約が取れた日にすべて独りで運転して行ってきた。予約の関係で全ての検査が終えるまでに2週間かかった。日本の病院なら3日間ですべてが判明するだろうに。

 針生検の場合でいえば、日本では通常一晩入院でやるものらしく、2日入院だったという人もいる。

  《最悪の病理診断結果》

 前立腺というのは膀胱の真下に場所で骨盤に囲まれた真ん中に位置する。

組織を取るために、クルミ大の前立腺の周辺部分を目がけて肛門近くから組織採取用の針を打つ。これが結構痛い、出血もひどく、1週間以上尿道からの出血が続いた。日本では通常10本とされているが、私の場合は12本だった。

パースの南に位置する病院までソレントから運転していったので、帰路の運転が大変だった。痛みに耐えながら、尻を半分浮かせながらの運転だった。

 この病理検査の結果が最悪だった。前立腺の真ん中には尿道が通っている。

がん組織は周辺に起こりやすいので尿道を挟んで右側と左側に分け、がんが発生しやすい外寄りの部分に6本づつ針を打ち込んで細胞を採取する。病理診断した結果で、その患者のがんの状態や、今後の治療計画が決められることになっている。

 私の場合は右側が6本中6本、左側が6本中4本からグリーソンスコア(悪性度)はすべて7と8というとても悪い結果であり、そのうえ右隣の精嚢にも浸潤していた。

 《最悪の病理診断結果》

前立腺というのは膀胱の真下に場所で骨盤に囲まれた真ん中に位置する。

組織を取るために、クルミ大の前立腺の周辺部分を目がけて肛門近くから組織採取用の針を打つ。これが結構痛い、出血もひどく、1週間以上尿道からの出血が続いた。日本では通常10本とされているが、私の場合は12本だった。

パースの南に位置する病院までソレントから運転していったので、帰路の運転が大変だった。痛みに耐えながら、尻を半分浮かせながらの運転だった。

 この病理検査の結果が最悪だった。前立腺の真ん中には尿道が通っている。

がん組織は周辺に起こりやすいので尿道を挟んで右側と左側に分け、がんが発生しやすい外寄りの部分に6本づつ針を打ち込んで細胞を採取する。病理診断した結果で、その患者のがんの状態や、今後の治療計画が決められることになっている。

 私の場合は右側が6本中6本、左側が6本中4本からグリーソンスコア(悪性度)はすべて7と8というとても悪い結果であり、そのうえ右隣の精嚢にも浸潤していた。

 前立腺というのは膀胱の真下に場所で骨盤に囲まれた真ん中に位置する。

組織を取るために、クルミ大の前立腺の周辺部分を目がけて肛門近くから組織採取用の針を打つ。これが結構痛い、出血もひどく、1週間以上尿道からの出血が続いた。日本では通常10本とされているが、私の場合は12本だった。

パースの南に位置する病院までソレントから運転していったので、帰路の運転が大変だった。痛みに耐えながら、尻を半分浮かせながらの運転だった。

 この病理検査の結果が最悪だった。前立腺の真ん中には尿道が通っている。

がん組織は周辺に起こりやすいので尿道を挟んで右側と左側に分け、がんが発生しやすい外寄りの部分に6本づつ針を打ち込んで細胞を採取する。病理診断した結果で、その患者のがんの状態や、今後の治療計画が決められることになっている。

 私の場合は右側が6本中6本、左側が6本中4本からグリーソンスコア(悪性度)はすべて7と8というとても悪い結果であり、そのうえ右隣の精嚢にも浸潤していた。