昨日の朝刊(毎日)の一面記事に「病理医不足にAI」という
大きな見出しが躍っていたのを妻がみて・・「嫌だね」」」という。
私が直ぐに「大賛成だよ」っていうと・・どうして?と聞くので
詳しく説明をしておいた。
AIが医療に関係してくることに、どうも気になる・・不安だ・・と、おもう
人が多いかもしれない。
しかし私は医療へのAI導入には大賛成している。
AIが最も医療に貢献できるのが「病理検査」だと思っている。
私は「病理」についての本をいくつか持っている。
大型版で厚さが5センチ以上もあるような本もある。
がん細胞の拡大写真と説明をみても、素人の目には判断が難しい。
整然と並んでいるはずの細胞の並び方に大きな異変がある場合などは
私でも分かるような気がするが、それでも・・・人の命に関わる「がん」
だと診断するには勇気がいるだろうなと・・思う。
前立せんがんの細胞j診断などは、とても難しい。それゆえに・・・
前立腺がん患者が多く「作られている」と言えるかもしれない。
勧める。
生研で10~12本の針を打ち込んで細胞採取し、病理検査に回される。
ここで・・問題が起きやすい。グリーソンスコ(日本では悪性度なんて
いうらしいが・・)の数字が6以上だと(この場合、3+3と言うような言い方
になる)がん患者と認定される。
元気でぴちぴちしているのに、昨日まで普通の人・・だったのに・・・・
あくる日から「がん患者」となる。
グリーソンココア6だと、いけないのか・・どうか。
多きに怪しい。 今日も前立腺患者が増やされている。
どうして、そうなるのか? 病理医が少ないからである。 一人前の
病理医になるには、たくさんの経験が必要だからでもある。
(つづく)