中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

医療に関すること

前立腺がん・ホルモン療法の間欠について

前立腺がんでは、放射線治療を受けた後で「PSA再発」があった 場合になどホルモン療法を受けることになる。 手術した場合にも 再発は有り得るので、その場合もホルモン療法をうける。 ホルモン療法は月に一度か3か月毎に一度の(注射には1か月タイプと …

余命を告知する医者を信じるな

今日の西日本新聞に余命1年と告知され、仕事や財産などの 処分をすませたのに、5年経ってもまだ生きている。 診断が間違っていたのではないかという患者の問いに、病院側は 治療の成果だと主張しているらしいというニュースが掲載されている。 そもそも、…

「がん」とは仲良くすることがとても大事

だれもが・・「がんです」と告知されると、告知と言うよりも 宣告されたと思うようだ。 それほど、がんの告知を受けたときのショックは大きいものだ。 告知を受ける前から、かなりの「がん知識」を持っていた人でも、 やはりショックをうけるものだ。 問題は…

胃がんの画像診断のAI導入が実現か

毎日新聞によると、理化学研究所と国立がん研究センターは21日、人工知能(AI)を使って、 内視鏡画像から早期胃がんを熟練医並みの精度で見つけることに成功したと発表した。 検診に使えば見逃しを減らし、早期治療につながると期待される。研究チーム…

がん誤診・見落とし問題への備えを

先日から何度か書いていますが・・医療機関による(がん見過ごし)問題です。 長い文章は読んでいただけないのではと・・いつも省略して書いてしまっていて、 要点をご理解いただけたどうかと心配していますので、今日は少し長くなりますが、 お読みくだされ…

誤診が多くなっている画像診断の処理

特にがん検診で言えることですが、いわゆるがん検診ではなく・・ 何かがおかしい・・と思って病院へいき、検査結果を訊かないといけません。 もし悪かったら・・知らせてくれるだろうなどとは考えてはいけないのです。 けっさ結果を訊いたのい医師が間違った…

変な風邪が流行っているらしいが・・

今日は月一回の「かかりつけ医」の検診を受ける日だった。 検診と言っても特別なことはない。聴診器をあて、血圧を測るだけと 言ってもよい。血圧はいつも低めなので測る必要もないが、医院は これも点数稼ぎなのだだら協力する。 妻も同じ。処方箋をもらっ…

バリウム検査など受けない方が良い

次のニュースで思うこと。 福島県南相馬市は7日、同市が県保健衛生協会に委託して行った胃のバリウム検査で、誤って40~80歳代の男女23人に手指消毒剤を服用させたと発表した。2人が喉の痛みや発疹の症状を訴えたが、大きな健康被害はないという。 #…

7月がんサロンのご案内

7月がんサロンのご案内 関東の梅雨明けが観測史上最速でしたが、関西も梅雨明け宣言があっても不思議 ではない毎日で6月24日から平均気温を上回る日が続いています。 気が付かないうちに水分不足になっていて体調の変調に驚くことが多くなりました。 みなさ…

食育研究家・坂本さん肺塞栓症で死去の報に思う

坂本廣子さん(さかもと・ひろこ=食育・料理研究家)28日、肺血栓症のため死去した。 71歳だった。通夜は28日午後6時、葬儀・告別式は29日午後1時、神戸市中央区旭通 5の1の11、ベルコセレモニーホール三宮で行われる。 40年にわたり食育を…

「がん」見落としが増えている

千葉大学医学部付属病院でコンピューター断層撮影(CT)の報告書の見落としで、 多くのがんを見落としていたが、そのうちの2人のがん患者が命を落とした。 どうしてそんなことが起きるのかと思うでしょうが、医師は何でも分かる訳ではなく、 専門外のこと…

乳がん患者に朗報の米・免疫療法報告

乳がん患者に朗報も勘違いしないようにしてください。 日本の民間医療機関で行っている免疫療法とは全く違うものです。 日本で行われている免疫療法はお奨めではありません。 ********** 【AFP=時事】進行性の乳がんを患い、化学療法が効かずにが…

名医だからと安心してはいけない

先ほど医院での採血のために出かけてきたという話を書いた。 麦わら帽子・・で、思い出してくださいね。 今回は、何のための採血だったかを書いておきましょう。 3年前に第1腰椎圧迫骨折をして「この世に神も仏もあるものか と言うほどの激痛を数か月味わ…

高齢者の救急医療・延命問題

今日の毎日・朝刊には「延命取りやめ7割」が一面トップ記事だった。 全ての病院が正直に回答したかどうかは分からないが、延命取りやめが 増えているだろうとは思っていた。 私は3年半前に救命救急センターに運ばれた際に医師に無理な延命 措置を取らない…

6月がんサロンのご案内

6月がんサロンのご案内 今年は平年よりかなり早く梅雨入りになりますので、うっとうしい日々が 続くのでしょうか。梅雨の季節は体調が変調しやすいのいで気をつけましょうね。 みなさんはお変わりなくお過ごしですか? 私は昨年11月に2度目の骨折 第2腰…

日本の医学レベルは高いのか?

日本の医療レベルは世界最高水準にあると信じる人は多い。 一般人だけでなく医師たちの中にも、そのように思っている人が多いようだ。 それは何と言うか、勘違いと言うか、思い込みと言うレベルで、そう信じている ようなのだ。 オーストラリアに住んでいた…

人間ドック・腫瘍マーカー検査を受けないで

先日、人間ドックと言うのは外国ではほとんど見られない施設だと 書きました。 どうして日本人は人間ドックが好きなのでしょう? 年に1回、人間ドックに行けばそれで安心が買えるような錯覚があるのかも 知れませんね。 私の知人で数十万円も払って人間ドッ…

5月がんサロンのご案内

5月がんサロンのご案内 今年は平年気温よりも気温が高い日が多くなっています。寒いのよりは 楽にも思えますが、体調管理には難しい日々ですね。 みなさんはお変わりなくお過ごしですか? えっ?どんどん元気になって いる・・なんていうお返事が聞けたら嬉…

「がん公表」がなぜニュースになるのか

芸能人などの「がん公表」とか「がんからの復帰」などが時折ニュースと なっているのに違和感をかんじます。 日本人の二人に一人ががんになるという時代に、「がん」だと公表したからと 言って取り立てる意味はないのです。 がんを公表しないという点では政…

人間ドックは必要なのか?

あなたは人間ドックに入られたことがありますか? 人間ドックにもピンからキリまでありますが、どんな検査を 受けられましたか? あまり知られていないことなのですが、人間ドックと言うのは 外国にはほとんどないものなのです。 豪州に14年間住んでいまし…

4月「がんサロン」ご案内

4月「がんサロン」のご案内 厳しかった寒い日々が、突然のように暖かくなり、あっという間に桜が咲き、 あっという間に散ってしまい葉桜になってしまいました。 季節の慌ただしい 移り変わりに驚いています。 身体が気温の変化について行けないようで、 な…

「がん」は多様だと知っておこう(2)

がんという病気の怖さは、がんになった人しか分からないと言われますが、 それは、その通りだと言えます。 がんになった患者たちは、がんもどきの、がんという字を見ただけでもドキッと するものなのです。 それゆえに、詐欺まがいの健康食品に藁をもすがる…

日々老化が進むわが身から考える(7) 病気のこと

ここまで、日々老いて行く姿の一部を書いてきました。 今回は私が持っている病気について書いておきましょう。 ここでは一覧的に書き、順を追ってそれぞれの病気との付き合い方、 現場などに触れていきたいと思っています。 先ずは病名が付いたものから時系…

「がん」は多様だと知っておこう(1)

日本では、三人に一人ががんになると言われています。 どうして日本ではというのか。 それはがんは高齢になると多くなるからで、 世界一の長寿国の日本では、がん患者が多くなるというのは仕方がありません。 だからがんになったからと言って大騒ぎをしない…

医療問題・私は1時間かけて書いたが、サッと読んで理解は難しい

私はスマホをやっていないので、スマホで読んで下さっている方の画面に このブログの設定がどう映っているのか分からないが・・・。 画面の左下に「書庫設定」があり、その中に10項目に分けて記事が入る ようにしてあります。 あとでもう一度読みたい場合…

日々老化が進むわが身から考える(6)

「日々老化が進むわが身から考える」を(1)~(5)まで書き進めて きましたが、あと後まで残る記事でもありますので見直して、一部を書き 換えてあります。 内容的には同じものですが、表現などを変えておきました。 機会があれば読み返しておいていただ…

日々老化が進むわが身から考える(5)

折角ですから「老化」とは何かを考えてみましょう。 わかり易く一口で言ってしまうと、人間の細胞は約60兆個あり、それらは何度も分裂 を繰り返しますが、約50回繰り返すと分裂が止まってしまい死に至ります。 分裂のたびに細胞の尻尾がだんだん短くなっ…

日々老化していくわが身から考える(4)

老化が進むということは、当然のことですが体調不良にもつながります。 体のどこかに、これまでなかった変調が起こった場合にどうするか・・・という問題に 直面することになります。 変調が起こるたびに病院や医院に足を運ぶ人も少なくありませんが、私の場…

日々老化していくわが身から考える(3)

時間というものの有難さと無常を感じる今日この頃なのですだ。 どんどん時間が過ぎ去っていく、とても時間がもったいない。 時間が過ぎ去って 行くということは、死ぬまでの時間が近くなったということでもあるのです。 時は金なりという言葉もありますが、…

日々老化していくわが身から考える(2)

書きながら 思っていることがあります。 このブログを読んで下さっている方々の多くは、わたしより若い人たちなのだから、 理解されないかも・・と、思っています。 なぜならば、私がこれから書こうとして いることを、私が60歳の頃に読んだとして、ふ~ん…