中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「がん」とは仲良くすることがとても大事

 だれもが・・「がんです」と告知されると、告知と言うよりも
宣告されたと思うようだ。
 それほど、がんの告知を受けたときのショックは大きいものだ。
告知を受ける前から、かなりの「がん知識」を持っていた人でも、
やはりショックをうけるものだ。
 問題は・・告知を受け・・医療の選択をし・・治療を受けるまでは、
流れに沿うしかないと腹を決めているひとがおおいが・・そこから
自分の身体からがんを無くしたい、もっとがんを攻撃したいと強く
思う人が少なからずいる。
 私の知っている限り(かなりのがん患者とつながりのある私だが)
がんを攻撃して、自分の身体からがん細胞を消し去ってしまいたい、
と考えて人ほど、誤ったことをしてしまいがちだ、
 食事にしても同じことが言える。 食事療法でがんを追放してし
まいたいと願うがゆえに、結果的に自分の身体を弱めてしまって
いる人が多いのです。
 藁にもすがりたいという気持ちは分かるけれど・・藁はワラなの
です。藁にすがっても、水分を含んだ藁は沈んでいきます。
 がんはなぜできるのかと言う基本的なことをきちんと理解して
いれば、がんをなくすより、仲良くしておこう・・と、思う方がよい
のではないでしょうか。 なぜならば・・がん細胞も自分自身の
細胞なのですからね。
 自分の中にいる、自分の細胞だけど・・ちょっと厄介な問題を
持っている細胞だという程度に思って、おとなしくじっとしていて
と言う気持ちで向き合うことも大事です。
 がんへの対抗心が強い人ほど・・危ないな・・・と、私は思って
います。 多くのがん患者と関わり合ってきた・・今思うことです。
いつも書くことですが・・偽のがん告知を受けたがん患者もかなり
多くいるのです。偽と言うよりも・・誤診と言うべきでしょうが・・。
そう言うがん患者は、がんではないのに悩み続けているのです。