中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「がん」と食事との関係について

 (がん)と食事の関係は100%あります。が、しかし・・あまりにも
それを強調した本が多く出回っているのが気になります。
 とんでもないことを書いている本もあり、医学博士が書いていても
臨床経験のないドクターが書いたものでは信頼性に書けるかもと思う。
 がんを経験したというドクターが書いたものなどは、信頼できるかと
うと・・どうもそうではないような内容もあります。
 がんの場合、どの部位のがんなのかと言う問題もあり、ステージの
問題もあり、がんの種類によって考え方が異なる場合もあるでしょう。
 私が心配するのは「がんに栄養を与えない」という記述をがん患者が
まともに受け入れている場合です。 「がん」に栄養を与えないように
すれば、がんの細胞分裂が出来なくなり、がんを征圧できるという説明
に、多くのがん患者が納得して、食事制限をしてしまいがちです。その
結果として患者は体力を失い、(がん)が勢いを増して命を奪われると
いうのをおおく見てきた(患者会主催者として)だけに、がんに栄養を
与えないという発想には断固反対です。
 なによりも、がん患者自身の体力を落としてしまっては、(がん)とは
戦えないのです。
 偏らないで、まんべんなく、さまざまな食材を体に取り入れることが
非常に大切なことなのです。 身体と言うものの、本当の仕組みを知れ
ば、(がんに栄養を与えない)などという馬鹿げた発想にはならないはず
なのです。 がん細胞も自分の細胞です。そしてがん細胞は、ある意味に
おいて「進化した細胞」でもあります。 がんの細胞分裂を自由にコント
ロールすることができれば、その時は(がん克服)の時だと言えるでしょう。
 どんな抗がん剤であっても、まだ、がんの細胞分裂を自由にコントロール
出来る段階に至っていません。 なぜならば、どうしてがん細胞が発生
するのかさえ・・まだ「仮説」の段階です。 
 わたしは、自分の体内の(がん)を追い出そうとしないで、何十年も
おとなしくしてもらって、一緒に暮らしましょうね・・・と、抱え込んで暮らして
もう14年。 しっかり、静かにさせています。 何でも・・大食します。
 昨日の体重計(当てになるかどうかは知りません)では、84歳の私の
「体内年齢」は40歳でした。 体重58,5 BMI 24,3 体脂肪 25,5
筋肉量 41,0 推定骨量 26,0 内臓脂肪 65(ちょっと増えてる)
体水分率 45、0でした。 しっかり・・食べすぎるぐらいに食べてますので
内臓脂肪だけには要注意ですが・・コレステロール値は・・びっくりするほど
高いです・・基準を大幅に超えていますが、コレステロールは悪いばかりじゃ
ありませんから。気にしてはいません。