中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍首相の「我田引水」だった新元号

 決まってしまった新元号について、いまさら何も言うまい。
だが、新元号が決まる手順についてのすべてが明らかになるにつけ
安倍首相の強引なまでの『我田引水(がでんいんすい)』だったことが
分かって、気持ちがしらけてくる。
 最近では「我田引水」などと言ってもピンとこないだろうな。辞書で
調べると分かるが、イメージとしてしっくりくるかどうかは別だ。
 「田んぼ」と「水」の関係は「命」にもかかわる重大事だった。自分の
田んぼに水を確保するために百姓たちは命がけだったものだ。その
ために、数々の協定まで作っていたのだった。
 自分の田んぼに水を引く・・我田引水は、ここから来た言葉なのだ。
 安倍首相は、多くの学者たちなどから、たくさんの「元号案」を集めて
いたが、実は元号決定の2週間前に、特に依頼して作ってもいらった
元号案を、我田引水的に強引に決めたのだった。
 安倍首相の、数々の法案提出と審議のやりかたと、あまりにもそっくり
なのに、驚く。、首相は数々の法案提出の際に抱きかかえ方式でやって
きた。目先を誤魔化すためのように。 それで野党をけん制し、めくらまし
して採決に持って行って、数で押し通した。
 今回の新元号は、安倍さんの思惑通りにことを進めた結果なのだが、
同じやりかたで「憲法改正」を狙っているとすれば、それは許してはなら
ない。 因みに「我田引水」とは、「自己中心的・自分勝手」ということを
意味 する言葉です。