中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

胃がんの画像診断のAI導入が実現か

 毎日新聞によると、理化学研究所国立がん研究センターは21日、人工知能(AI)を使って、
内視鏡画像から早期胃がんを熟練医並みの精度で見つけることに成功したと発表した。
検診に使えば見逃しを減らし、早期治療につながると期待される。研究チームは、医師の
判断を支援する装置として実用化を目指すとしている。
 胃がんは自覚症状に乏しいため、進行してから発覚するケースが多い。また早期の場合、
炎症との区別がつきにくく、専門医でも発見するのが難しいのが実情だ。
    ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる技術を使ってAIに学習させた結果、がんの
80%を正しく見つけることができた。と言う。
 私はかなり以前からがんの診断にAIの導入を訴えていた。今回の研究では胃がん
画像診断だけだが、細胞診のばあいも病理医が熟練するまでにはかなりの年月が必要
だと言われているし、前立腺がんなどでは(誤診)も多いようだ。なぜならば・・グレーゾーンの
部分を・・念のためにブラックと入れることで(がん患者が生まれる)結果となっていた。
 だから病理診断にもAIの導入が望ましい。数年の内には病理診断の多くの部分にAIが
活躍するかも知れない。