中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

名医だからと安心してはいけない

 先ほど医院での採血のために出かけてきたという話を書いた。
麦わら帽子・・で、思い出してくださいね。
 今回は、何のための採血だったかを書いておきましょう。
 3年前に第1腰椎圧迫骨折をして「この世に神も仏もあるものか
と言うほどの激痛を数か月味わいました。激痛は癒えても腰痛は
完全には消えませんが昨年11月に第2腰椎圧迫骨折をやって、
またもや痛みと向き合うことになりました。 第1腰椎の時のような
激痛ではありませんが・・やはり厳しい痛みでした。
 私の場合はぜんそく治療で25年間ほどステロイド錠剤による治療
を受けていて、骨粗鬆症が進行していることが明らかで、いつかは
骨折もと覚悟をしてましたが・・やはり辛い経験です。
 整形外科の医師は名医として知られた方です。その医師が私に
「あなたの場合は骨粗鬆症があるので、今後も他の骨が折れるかも
しれない。それを少しでも予防することを考えましょう。一年に2回注射
をすれば骨折を防げるというものもありますが、それは破骨細胞
働きを弱めようというものです。 もう一つ、骨を作る方の細胞の働きを
促進させようという注射があります。これをお奨めしたいのですが、
おうちで毎日自分で打っていただく方法と、週に一度医院に来ていた
だいて注射するという方法がありますが・・どうされますか???」と。
 週に一度医院に通うことは待ち時間を考えると苦痛だから、自分で
打ちます・・と、お返事した。それは「フォルテオ」というものだった。
 医師からは他の説明はなかったが、発売元の会社から説明書が送られて
きた。 それによると・・腎臓障害を持っている人には不向きですと書かれて
いる。 私は腎臓の病気を持っていないので、そのまま打ち続けた。
 ちょうど5か月経ったとき、自分の腹を見ていて・・まいにちどこにうとうと
探しているのが嫌になり、注射を止めることにして、医院に行ってその旨
お伝えした。
 その数日後、いつもお世話になっている泌尿器科医院へ行った際に
「先月採血した数値が異常だよ」と指摘された。 なんと尿酸窒素値が
23,7(通常は8~20) 尿酸が8(通常は3、6~7)になっており、このまま
捨て置けない数値だという説明があった。
 私は、「フォルテオ」という注射の説明をし、実は先週に止めたところですと
話すと、、そうか・・そ詞いう事情があったのなら、しばらく間をおいてから
採血して調べよう・・・ということになり・・今日の採血になった。結果は1週間
ほどしないと分からないが・・私は2週間後に医院へ行く予定を組んでいる。
あわてて結果を知ってみても仕方がない。 なるようにしかならないのだから。
 名医であっても、自分の身は自分で守らないといけないという教訓です。
医師には患者のことなど・・ほとんどわかってないのが本当です。骨折に
関しては名医であっても・・・新薬の副作用まで気が回らないのでしょうね。
 (先に書いた「非日常的行動は健康阻害か」と併せて読んで下さいね。)