中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢者の救急医療・延命問題

 今日の毎日・朝刊には「延命取りやめ7割」が一面トップ記事だった。
全ての病院が正直に回答したかどうかは分からないが、延命取りやめが
増えているだろうとは思っていた。
 私は3年半前に救命救急センターに運ばれた際に医師に無理な延命
措置を取らないようにとと願いした。
 高齢になると分かるだろうが・・若い人に分からないことがある。それは、
高齢になるにしたがって不調の部分が多くなり、痛みなどが伴う苦痛も増える。
あの時に、いっそ死んでいたら楽だったのに・・・と思う老人は多いものだ。
 だから、命だけ助かっても寝たきり老人になって迷惑を掛けたくない。
少なくとも80歳を過ぎれば「延命医療」はしない方がご本人のためだろうと
思う。 もちろん80歳を超えても矍鑠としておられる方もいるので年齢で線引き
ができるかと言うと一概には言えない。
 75歳を超えて、いつもご夫婦で「延命治療はお互いに止めましょうね」と
話し合っていたが・・ご主人が入院した際に念のために聞いてみると、「命が
助かるなら延命治療をしてくれ」と言ったとか。 あれだけr話し合ったのに・・
気が変わるもんなんですね・・とは経験者のはなし。
 今の私の場合・・・もし・・救急車で運ばれるような事態になったら、延命治療は
お断り。できれば救急車を呼んでほしくない・・・と妻に言ってあるのだが・・。