昨夜は、二人の人生について真剣に、熱心に話し合った。
一人は70歳で脳梗塞となり左半分が不随になり言語も失っている。
の患者には治験が行われている。しかし、彼の場合は発症4か月であり
治験の対象とはならない。 観葉幹細胞を骨髄から採取して1万倍に
増殖して体内に戻す実験は、脊髄損傷の患者への治験では大きな成果が
上がっていて、引き続いて脳梗塞患者への治験が行われている。
治験枠以外で、治療を引き受けてくれるのかどうかわからないが、とにかく
トライをしてみようと・・・・映像を見ながら、話しあった。
40歳の男性の場合は、これまでの生き方と、これからの生き方について
私がカウンセリングを行い、アドバイスをしたのだが、今後に期待したい。
どういうアドバイスをしたか、文章にすると短いものになるけれど書いておこう。
認知能力と言うものはテストなどに良い結果を出す能力としておこう。
もう一つ「非認知能力」と言うものがある。 極端な言い方をすると・・
私は「認知能力」は人並みではなく80%あるかないか・・と言う程度だが
非認知能力では、平均よりはかなり高い・・と自認している。 人生に出遅れ
がある人でも、非認知能力を鍛えれば素晴らしい未来になるだろう・・という
話を具体的にした。
一流大学に受かるような人は認知能力が高い。しかし、そういう人たちが
非認知能力が高いかと言えば・・決してそうではないというのが現実だ。
いずれにしても、かなり真剣な話を4時間したが、まあ・・こんな年寄りを
頼ってくださるのだから、真剣に対応しなければ・・と思っている。