中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

料理作りは「非認知能力」を上げる

 昨日は夕食をつくったが、妻がシャワーを浴びている間に

今日のための「おでん」の仕込みをした。

 ジャガイモ6個、大根6切れ、ゴボウ天4本、大きい竹輪1本、

こんにゃく1丁、卵4個、厚揚げ3個。もちろん大根は5ミリ

厚に皮をむいて置くし、こんにゃくも茹で、浅く切れ目を入れて

おく。手間を惜しまずにつくるのが私流。だから豚の角煮とか

シチューとか煮物が得意かも。いつごろから料理を覚えたのか

記憶にないが、小学生のころからいろんなものを作っていた。

昔のことだからカマドである。かまどというのは、火を起こす

ところから、火のコントロールがむつかしいものだ。あの大きな

鉄釜でご飯も炊いていた。はじめちょろちょろ、中ぱっぱ・・と

いうやつだ。私は学生の親たちに、家庭で料理作りをさせた方が

いいよ・・と言う話をよくしたが、料理するということは、すごく

子供の成長に良いのです。なによりも「非認知能力」を上げること

間違いなしだ。冷蔵庫の中に入っているもので、なにを作れるか

考えてみるとか、味付けをどうしようとか、もう一品はなににしよう

とか考えることは、非認知能力を高めるのにつながる。非認知能力と

いうのは、測れない認知能力という意味で、点数に表れない能力って

ことなのです。 学校では、点数に表れる能力しか測れない。しかし、

点数で測れる能力がすべて役立つかといえば、そうではないですよね。

点数で測れない能力こそ、社会の中で役立つのではないかと思います。

欧米では、そんな教育方針を持った私学が数多い。

人の才能というものは、簡単に数値で表せないものだと思うのです。

今日も高齢者の逆走での、死亡事故が発生しました。料理をやっている

ような高齢者なら、逆走はないだろうな、なんて思ったりします。

高齢者には普段から、単純な生活をさせないことです。周囲がなんでも

やってくれる・・というような生活をしているとい認知力が落ちて行き

ます。 料理をしたりブログを書くことで、私の認知力低下を防いでい

ますし、非認知能力のかさ上げにもなっています。頭で考えたことを、

指が勝手に動いて入力していきます。キーを探すということもありません。

さて・・おでんの味は、バッチリとまでは自慢できません

が、まあまあでした。明日もおでんを食べます。その次はスパゲティー

かな? でも毎日、私がやっていると妻の認知力が落ちては困ります。

それに・・作ってもらって食べる方が、美味しいものですよね。

じゃあ・・スパゲティーは水曜日にしようかな。