中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

認知症と非認知能力の違い

 認知症が進んで行くことを「認知が進んでいる」などと

いう人がいますね。それは間違った言い方で、認知が進んで

いるならばどんどん記憶力が高くなっているはずでしょう。

認知症が進むとだんだん記憶力があいまいになっていきます。

だから、端折って「認知が進んでいる」などという言い方は

しない方がいいと思います。けれども、かなり多くのひとが

言い間違いをしているものです。

 ところで今日は「非認知能力」の話です。言葉ってややこしい

ですね。非認知能力なんて・・なんのこっちゃ・・と思ってしまい

ますよね。 ところが最近注目されているのが非認知能力なのです。

非認知能力を高める幼児教育をしておくと、人材として大きく育つ

ように思えるのです。

 人間の資質は、「認知能力」と「非認知能力」の2つに分かれ

るといわれています。このうちIQ(知能指数)テストや試験で測定

できるものが「認知能力」とされ、いわゆる”頭の良い人”や”学力

の高い人”、という現代社会の基準になっています。

しかし近年では、特に幼児教育において、IQでは測れない

「非認知能力」が注目されているんです。

「非認知能力」とは、いってみれば個人的な「性格」的な

スキルのことで、多種多様な社会の中で生きていくために

必要な数値化できない能力のことです。

非認知能力とは、一般知能(IQ)とは関係のない、粘り強さ、

協調性、やり抜く力、自制心、感謝する力といった類の

ものです。 学力があるからといって、それが社会で役立つ

とはかぎりませんが、非認知能力に優れていいる人は人材

として貢献できる人に育つでしょう。 親達や、教師たちは

この「非認知能力」を自ら磨き、子供たちをみる目を変え

ねばならないのではないでしょうか。なにが非認知能力な

のか、まずはやってみてください。わたし自身は認知能力

より非認知能力のほうが勝っているタイプの人間のように

思っています。 長い一生を生きていく中では非認知能力

の方が使い道があって楽しいものですよ。