中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

記憶力の低下と高齢者講習

 今日、免許更新の高齢者講習の第1回目に行ってきた。

車検と免許更新がぴったり重なっているので、どうしようかとも

思ったが、今住んでいるところは六甲山の中腹とあって、車のない

生活は考えられないので次の車検までは乗ることに決めている。

 さて、高齢者講習は3年前の前回では一度の講習で済んだのに、現在は

僅か30分だがテストをうけなければならない。 内容はとても簡単で

本日の年月日と曜日と、現在のおおよその時間をかくこと。

次いで、4枚のイラストが描かれたボードが示され、違ったイラストを描いた

ボードが計4枚、イラスト数16が掲示される。 ついで、羅列した数字から

特定の数字を消していく作業。数字は、2度にわたって合計5個の数字を

順に消していった。

 そのあとで、先ほど掲示された16枚のイラストを思い出して記入する。

数分後に、ページをめくり、イラストのヒントが書かれたページで、今一度

答えを書く。 その後、時計盤を描き、教員から示された時間を針で表示する。

以上ですべて終わり。最初から最後まで10分と掛からない問題だ。

 67点以上だと第2回目の講習時間が2時間ほどで67点以下だと講習時間が

3時間程度で費用も高くなる、もっと点数が低い人は医療機関で認定を受けた

後に講習に参加できるという説明がある。 すでに経験のある方は、ああ・・

あれかと思うでしょうが、初めての体験では少し戸惑う。今回はたぶん・・

100点か、それに近いとは思っているが、私は昔から記憶力が悪いと自認して

いる。 記憶力というものは人によってかなりの違いがあるようだ。記憶力

の強い人は学校の成績も良いはずだ。それにゲームなども強い。

 囲碁、将棋も記憶力の強い人が強い。私は日本将棋連盟の3段を持っている

がわたしの場合は、将棋を指して勝ったからではなく、問題を提起されて解い

たからもらえた三段・・というところが違う。棋譜などというものを暗記する

のが大の苦手なので、陣形を組むのが下手なのだ。しかし、中盤の縺れた

展開での次の一手という時の「ひらめき」に自身がある。それで三段をもら

えたというだけに過ぎない。 本当に上手な人は初手からの棋譜をすべて

覚えているようだし、ゴルフだって1ホールから18ホールまでのすべてを

覚えているという。 麻雀だって、妻の場合は他の3人の捨て牌を写真で

写したように覚えられるようなのだ。私の場合は、人の捨て牌どころか、

自分の捨て牌さえ忘れそうだ。だから強くなれない。競馬だって、過去の

レースの流れをしっかり記憶している人は強い。すべてのことに対して

記憶力の良い人は得だなとおもう。 しかし、私は記憶力は悪いが、もの

ごとを広く見たり、観たことをより幅広く展開させるなどは得意な方だ。

だから、社会の中で生きていくのには強い方だと思っている。

 今日のテストは、認知力のテストらしいが、こんなテストで運転能力

が分かるのか大いに疑問である。 運転に関する記憶力なら、せめて

道路標識を16個提示する方が良いのではないだろうかと思うのだが。

 つい、横道にそれてしまった。認知関連については別に書きます。