将棋の世界というと、関心のない方には遊びの世界みたいに
思う人もいるようだが、とてもとても・・大変な世界なのだ。
頭が良いだけでは、とても将棋はさせないし、記憶力、創造性も
併せ持っていなければ勝てる世界ではない。 素人と玄人では
雲泥の差があるのが将棋界だ。
藤井聡太さんが中学生の頃から騒がれて、将棋界に目を向ける
ようになった人も多いようなので結構なことだと思っている。
昨年は、羽生さんがタイトルをすべて失い、8大タイトルを8人が分け
合う「群雄割拠」の時代の様相を呈していたが、その後に行われた
8大棋戦でタイトル保持者が防衛を果たしたのは棋王戦だけとなり、
藤井颯大七段の今後の活躍も含めて面白くなってきた。
この1年間のタイトル戦の結果は以下の通りで、渡辺が3冠、豊島が
2冠を保持して「2強」のようにもみえる。今後も激しいタイトル争いが
続きそうだ。