中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

文科省の官僚って頭が悪いのでしょうか?

 いまはどう言っているのかは知らないが、少なくとも40年ほど
前までは「農業で儲けようと思えば農林省の政策の逆を行け」と
言われていたものだ。 農林省の言うとおりにすると損をすると
思われていたようだが、その考え方は当たっていたのではないだろうか。
 農林省や農協の勧めるものをやると損をする。
 では文科省の政策通りにすれば子供たちの教育は万全なのかと言えば
こちらの方がもっとたちが悪い。
 まあ・・官僚なんて言う人種は、頭だけが良い、記憶力が良い、テスト対策が
巧いだけと言ってしまえばよいのかもしれない。 ご自分がなに苦労なく?
すいすいとやってこれたので、誰もが同じだと思っているのかもしれない。
 2020年からの教育方針が様変わりするらしい。その内容を見て驚いて
しまう。私が30年以上前から主張していたような内容になっている。
どうして2020年からなの…と思ってしまう。遅いでしょう!!!と思う。
 2020年の教育改革とは
「何を学ぶか」だけではなく、「何ができるようになるのか」知識を活用する力を
求める「教育改革」なのです。改革なんて・・こんなことを今更・・と思える内容です。
  使える英語力を目指して・・・・なんて当然でしょう!!これまで使えない英語を
教えてきましたと白状しているようなものです。
 大学では、 学んだことの理解だけでなく、知識を活用する力・学びに向かう力も
評価する・・・と。 当たり前でしょう!! 学んだことを活用できないようなことを
これまで教えてきた・・・と言うことでしょう。
 三択や四択問題を試験で採用しているようでは、学んだことを活用できる脳は
育ちません。 どんな局面でも生き抜く力を育てなければ「教育」なんて絵に描いた
餅と同じです。 
 生きる力をつけさせることこそ教育だと30年以上前から主張しづけてきただけに
今回の改革案には賛成ですが、お役人にそれができるのですか?と問いたい。