中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

分からないことが多すぎる「新型」だから・・

 新型コロナウイルスには分からないことが多すぎる。

致死率が低いとか、症状が軽いとか、インフルエンザみたいな

ものだとか・・いろいろと言われてはいるが、感染力の強さ

は凄まじい。 感染力が強いということは、それだけ患者集が

多きくなる。 致死率が低くても、分母が増えれば死亡者は

増える。 その結果が、今日現在で2592人もの死者が

出ていることでもわかる。 SARSは大いに騒がれたが

今回の「新型」の3分の1の死者もない。「新型」恐るべし

と言わざるを得ない。

 甘く考えすぎたために、検査目安が「武漢へ行ったことが

あるか。武漢人と接したことがあるか」などなど脇の甘い

基準しか考えられなかった厚労省の「偉い人たち」は、認知力

の高い人たちたのだろうが、非認知能力は高くなたったに違い

ない。考え方、発想力が乏しい人たちでなかったのか??と、

思ってしまう。 「新型」に関して言えば、最初の判断から

間違っていたように思っている。 もちろん、厚労省を擁護

する意見も多いに違いないが、そういう人たちは認知能力の

高い人たちではないだろうかと思ってしまう。

頭が固くなっている役人たちには、柔軟さがない。緊急時の

対応ができる人が少ない。もちろん・役立つ人は沢山いるに

違いないが、うずもれているのだろう。

 今日の厚労省の対策会議の写真を観ても分かるように、

大勢の人がかき集められている。しかし、この中で、きちんと

発言させてもらえるのは、一握りの人だけなのだ。 役所の

会議なんて・・そういうものなのです。いろんな意見を吸い

上げられない・・そんな仕組みになっているものなのです。

参加者の中には、うんざりしている人も多いだろうと思います。

 十分な論議をする場ではない。あらかじめ決めておいたことを

確認するだけのような会議が多いのです。

 例えば、中国の研究者が発表した説などを、検討してみたかどうか?

中国疾病予防センターの研究員はこのほど、感染者と近距離で接触などを

した「濃厚接触者」の判定について、「感染者の発症前2日以内に接触

した人も『濃厚接触者』とする必要がある」と述べ、対象を拡大するべき

だという認識を示しました。

 感染が世界的に拡大する中、中国疾病予防センターの研究員は、今月21日、

中国中央テレビのインタビューに応じた中で、向研究員は「濃厚接触者」の

判定について、「これまでは感染者が発症したあとに接触した人を『濃厚接

触者』としてきたが、感染者の発症前2日以内に接触した人についても『濃厚

接触者』とする必要がある」と述べ、対象を拡大するべきだという認識を示し

ました。こういう意見を、今日の厚労省の会議で「検討」したのだろうか?