中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

がん患者たちが「新型」に罹らないようにと、祈っている

 「新型」は、人を選んで移ってくるものではない。

ウイルスというものは、自分が生き続けるために、だれかの

体内に入り込もうとする。もし宿主の人が死ねば自分も死ぬ

のだから・・あたらしい宿主人に入り込み自分を守ろうとする。

 「新型」は、最も厄介なウイルスだ。このウイルスが出始めた

最初の最初・・の・・ころに「厄介なウイルス」と書いたが、おもいの

他に手ごわい厄介な奴だった。

 だれがこのウイルスに罹っても辛いことには変わりはないが、

どうか・・がん患者には移ってくれるな・・・と、強く願っている。

がん患者というものは、がんを告知された時点で告知だというよりも

「宣告された」と思うほどに落ち込んでいるものなのだ。 まもなく

桜が咲くころになるが、がん患者にとっては、美しいはずの桜の開花も

目に入らない・・そんな心境になるものなのだ。 ただでさえ辛い日常の

中に「新型」などが入ってきたら・・と、おもうと・・その人の気持ちになると

辛すぎる。 私の周りには・・がん患者がおおい。その人たちが誰一人、

これ以上の辛さを味わわないでいてほしいと・・心から祈っている。

「がんサロン」の開催も中止しているが、しばらくは開催できないかも

知れないのが寂しい。 とにかく・・なるべく出歩かないで・・いてほしい。