中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

抑え込みが難しい・新型コロナウイルスの特徴

 新型コロナウイルスは、検査で陰性だった人が後に陽性と

なった場合も無症状であり、その後に症状が現れる・・という、

これまでにない特性を持っているらしい。

 SARSの場合などでは、肺炎に移行してから人に感染させる

ものだったが、今回の新型コロナウイルスの場合は、感染して

間もない時期に他人に感染させる能力を持ったウイルスのようだ。

潜伏期間中は、感染者も元気であり、行動力があるだけに、他人に

感染させてしまうことが多くなる。

未だ検査方法が、このウイルスに対しては未熟なのかも知れない。

そういう意味ではクルーズ船に乗っている3700人という人々

の感染の可否を決定することも不可能ということになるかも知れない。

 現在、武漢をはじめとする湖北省では、まさにこういう事態が進行

しているのではないだろうか? 多くの症状を持つ人々が病院を

訪れ、患者が充満している環境内で長時間待たされる・・その中で

ますます感染者の輪が広がっていく。春節の期間に武漢市から500

万人も武漢を離れている。 500万人と言う数字は半端じゃない。

今回、千葉県で感染確認された旅行者も武漢の人だったし、22人目

になった帰国者も武漢からだった。 感染者には何の罪もない。

感染させられた被害者と言うことなのだ。そこを間違えないように

しないと、相手を傷つけてしまうことになる。とても厄介なウイルス

だけに、今回政府が決めた観察期間を14日から10日間に短縮すると

いう決定は正しいことなのかどうか、とても疑問に思っている。

 この新型コロナウイルスのワクチンがいつ出来るかということが

ときおり話題になっているが、SARS対策に作ったワクチンが使える

かも知れないという話も出ているが・・。 どうだろうか?

私はとても疑問に思っている。 ワクチンは、そう簡単に作れるもの

じゃないと考えるからです。