中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「新型コロナ」日本の数字は信頼できるのだろうか?

 「新型コロナウイルス」が騒がれ始めて約3か月になる。

武漢で最初の感染者が出たのが12月8日ということにあっては

いるが、実際には半月ほど前の11月半ば頃だったのではないかと

いわれている。

 最初は「今回のウイルスは大したことがない」と専門家か言い、

メディアもそれに乗っていい加減な情報を流していたということが、

今の段階になって「よくもまあ・・あんないい加減なことが言えたもんだ」

と、腹立たしい思いがする。 新型なのだから、どんな性質をもっている

ウイるしかが分かるはずもないのに・・大したことがない・・とは・・新聞や

テレビなどは、いい加減な専門家の意見を掲載すべきではない。

もっと多くの専門家の意見をきいてから、集約せずに、それらの意見を

掲載すべきだったのではないか。

 それにしても、すさまじい勢いだ。 最初は32002=2003年のSARS

とよく比較されたものだが・・いまやSARSなど比較の対象にもならない。

SARSは、感染者8098人で終わった。 新型コロナウイルスは、すでに

50万人を超えている。死者も2万人を超えている。 学者とか専門家とかは、

過去の知見から「予見」するが、新型に関して言えば、知見も予見もあまり

意味がなかった。 だが、現在進行中の日本の新型コロナウイルス対策は、

過去の知見や予見に頼る専門家も加えて検討されて決められている。

 政治家は、金のことしか頭にない。カネさえ出せば国民は納得するだろうと、

思っているようだし、経済対策さえ・・やっているように見せれば、国民はおとなしく

ついてくるだろうと思っている。 

  そして、すでに素晴らしい検査方法スイスあったにもかかわらず、日本の製薬

に気を配りすぎて、スイス製を採用せず、PCRという時間のかかる方法を採用し

検査数を少なくし、患者数を意図的に少なく見せてきたのではないかと・・世界中

の学者たち、政治家たち、メディアも・・思っている。

 アメリカでは、中国が当初にいろいろ隠したために「新型」が拡大したのだからと、

訴訟を起こそうという運動もある。 

  だが・・よく考えると・・中国も学者たちの知見と予見が役立たず、新型ウイルス

を甘く見ていたのだろプと・・推察できる。 大したことはなかろう・・SARSのような

強烈なものではなさそうだ・・・と、考えていたのではないだろうか。SARSの場合は、

肺炎に移行してから他人にうつすので、抑え込みしやすかった。新型の場合は、

感染後、まだまだ元気な人たちが「うつす能力」を持って動き回り、感染拡大させる

などとは・・・思ってもいなかったに違いない。 

 やっと気が付いて・・武漢市で徹底的な封鎖をやって、拡大を防いだのだった。

日本は「自粛」を求めてはいるが、どこも封鎖していないから、「ウイルスを持ち歩く」

人が後を絶たない。 韓国は徹底的に検査をやって、その成果が見えてきたために

文大統領の支持率が向上してきているし、世界各国から「お手本」だと称賛を浴びて

いる。韓国と対照的な日本の新型コロナとの向き合い方が、世界でも注目されている。

どちらが、新型コロナ大さkぅとしての結果を見せることができるのだろうか。

 日本の最近1週間の患者数の動向は・・あぶない・・傾向にある。 それでも・・・

ウイルスを(無意識に)運ぶ人たちが後を絶たない。 感染拡大防止に協力しようと

思う人は、意外と少ないというのも悲しい。 強制させなければできないと弱さがある

のだろうか。 学校の休校という施策はよかったのかというと・・私は失敗だった・・

と考えている。 今日も・・日本と世界の数字を見つめながら・・ため息をついている。