中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

すでに「変異」しているかも知れない「新型」

  私はウイルス学の分野などは全くの素人である。 だから、ここに書いている

ことなどは信じていただかない方がよいと思っている。 しかし、現在世界中に

感染拡大しているというのに、ウイルスと細菌の違いも分かっていない人が結構

多いようだ。 それぞれの人が、それぞれに調べて理解を深めていただくのが

一番良いだろうと思うので、ここでは詳しいことは書かない。

 コロナウイルスの言うのはインフルエンザも同じようにコロナウイルスである。

2003年に大騒ぎしたSARSもコロナだしMARSもコロナなのだ。

 どこがどう違うのだろうか?? それぞれ・・遺伝子が違うらしい。

今回の「新型」は、SARSやMARSと遺伝子は80%似ているという。

このウイルスのの完全ゲノム配列は上海公共衛生臨床センター、武漢中心医院、

華中科技大学、武漢市疾病予防控制中心、中国疾病予防控制中心感染症予防

管理所、中国疾病管理予防センター、シドニー大学らの協力によって解読され、

シドニー大学エドワード・C・ホルムズ教授の協力の下、上海公共衛生臨床センター

の張永振教授によって2020年1月11日に Virological.org 上に公開された。

その後、1月14日には国際核酸配列データベースGENBANKで正式に公開され

ている他種のコロナウイルスと比較すると、中国浙江省船山市のコウモリで

発見したSARSウイルスに一番近く、コウモリSARSウイルス、ヒトSARSウイルス、 

ジャコウネコSARSウイルスとも80%近くの類似度を持つことが、香港大学微生物学

感染症専門の袁国勇教授により報告されている。

  このように、世界中の研究者が患者から分離したウイルスを使っての研究を

進めているのだが・まだ解明には至っていない。 なによりも厄介なのは、ウイルス

というのは、人の体内で分裂増殖する際に「変異」する可能性があるということだ。

 ずいぶん前に「厄介な新型肺炎ウイルス」という感じで書いた覚えがあるが、

変異が起こっているとすれば・・それも・・何度も変異しているとすれば・・これほど

厄介なことはない。 変異が進めば、ワクチンなどなかなか作れなくなってしまう。

だからこそ・・・今・・みんなが・・誰もが協力して、この新型の感染を食い止めなければ、

やがては・・人類が滅びてしまうという恐ろしい局面を迎えるかも知れないということだ。

  とにかく・・ここで・・食い止めなければ・・。 一人一人の自覚が欲しいという局面に

来ているように思えるのだが・・。  自分だけがよければ・・という場合ではないと思う。