中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

こんなこと、あんなこと(余録から)(2)改元

 あと半年で平成の世は終わり別の元号に変わる。新しい元号はどういうのだろうか。
わたしなりに5つほど考えてみたが、こればかりは当たらないだろうと思っている。
 ところで、あまり遠くない昔で、歴史上に必ず登場する「明治」と言う元号はどうして
作られたのか「余録」に書かれていた。(内容は私が変えていますが、毎日新聞
「余録から全文を読むことが出来ます)
 明治改元の詔(みことのり)が発されたのは1868年10月23日、旧暦の9月8日
だった。前夜、天皇は宮中の賢(かしこ)所(どころ)で神楽奉納の儀式の後、自らクジを
ひいた。ほかならない元号を決めるクジで、そこで「明治」がひかれた。
 元号案は学問で名高い公家の意見書から2~3の候補が選ばれていた。天皇は後世
明治天皇」と呼ばれる運命も、直面する変革が「明治維新」と言われることも、自らの
手で決めたのである。
 もしこの時、別の元号をひいていたら、明治維新ではなくXX維新と呼ばれることに
なっていたかもしれない。
 平成天皇は、このようにくじで新しい元号を選ぶこともできないだろう。すべては安倍
内閣が握っている。
 元号変更は面倒な一面もあるが、西暦で覚えるより時代感がよく分かるような気もする。