中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

災害大国日本で生きる覚悟

 台風21号が大きな傷跡を残して去ったと思ったら今日は北海道で
震度6地震が起こった。 山が変形し道路が盛り上がっている映像
をみれば地震の恐ろしさを実感する。
 もしこの地震都心部で発生していればいかなる災害をもたらしたのか。
想像するだに恐ろしい。
 14年間住んでいた豪州・パース(200万都市)では、災害など無縁と
言ってよかった。 西海岸にあるパースでは地震など全く起こらない。
(豪州の東海岸近くでは稀に起こることがある)
帰国した時、友人の一人が「どうして帰国などしたんだ。あんなすばらしい
所に住んでいたのに。日本はこわいぞ~!」と脅されたが、まさにそうだった。
 災害列島と言ってよい日本で、日本国民は何千年と生きてきたのだから
凄い。 今年は紀元2678年になる。 まあ、この数字は別として、ながい
間に亘ってこの列島で生きてきたことは事実なのだ。 だが、人々は
拡散して生活してきた。
 いま・・日本人の大部分の人たちは過疎地を嫌い、過剰に集まって生活
している。 そういう場所に災害が起これば、拡大してしまう。 それを承知
の上で生きている日本人は、本当に「覚悟」ができているのだろうか?