中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

鮭と鱒の違いが分からない人がいる

 今やサーモンブームだ。日本だけではなく中国でも同様のもようだ。
こんなニュースがある 「中国で水産物の養殖業者や流通業者でつくる業界団体が
淡水魚のニジマスを「サーモン」と表示して販売できる新たな規定を設けたことに、
批判が高まっている。中国では日本食ブームでサーモン人気は高いが、ネット上では
今回の決定に「中国でもうサーモンは食べない」などの投稿も相次いでいる。
  騒動の発端は5月、国営の中国中央テレビが内陸部・青海省の海抜2600メートルの
湖にある養殖場を取り上げ、ここで育てられる「養殖サーモン」が、国内のサーモン市場の
3分の1を占めると紹介したことだった。」
 英語では鮭をサーモンと言い、鱒をトラウトという。 話が逸れる様だが大谷選手が在籍
しているエンジェルスの大看板選手はトラウト選手なのだ。 エンジェルスにはかつて、
サーモン選手と言う大看板選手がいたのだから・・面白い話だと思って書いておいた。
 さて、サーモン(鮭)が繁殖のために川を遡上してくる。メスの鮭の卵巣でイクラを作る。
しかし、川を遡上してきた鮭を刺身で食べるのはとても危険だ。虫がいる。
 海にいる間に獲った鮭でないと生では食べられない。 サーモンというと今ではノルウエー
の鮭が有名になった。 オーストラリアでは孵化事業を国営でやっていて、孵化後の養殖
を民間に任せているらしい。 おもにタスマニアの海で養殖がおこなわれている。 
とても立派なサーモンが出来上がる。 豪州・パースに住んでいた頃、フランスレストラン
経営者が友人だったので、タスマニアから仕入れる空輸便で取り寄せてもらっていた。
 大きなサーモン(80センチほど)を自分で捌いて刺身用、鍋用などに仕分けして冷凍する。
帰国してからノルウエーサーモンを食べているが、あのタスマニアサーモンほどの美味さの
ものは食べられていない。
 それにしても・・・・鮭と鱒の違いも分からない人が増えているし、サーモン弁当などにも、
これがサーモン?と言うようなものも多くなった。 食材表示もいい加減なものだとおもうから、
あとは各自が「知る」しかない。
 一番違うのは味なのですが・・これは個人によって違うかもね。この際にサーモンとトラウト
のことを調べてみてください。 たぶん・・ですが・・調べても分かりません。 自分で見て、触って
食べてみなくちゃね。