神戸ポートアイランドにある港島学園は、神戸市が小中一貫の義務教育を
進める学校として設立した学校なのです。
同校が施設開放事業を運営するなか、実態のない利用計画に基づいて
調査したところ、地域団体の男性会長が代表者となっている自治連合協議会
などの関係団体に2016年度に支出された神戸市や外郭団体から、補助金・
運営委託費・助成金などをあわせて7千万円を超える額が支給されていた
ことが判明。14年度、15年度にも合計すると同程度の支出があったことも
明らかになってきています。
神戸新聞社の情報開示請求で公開された文書によると、男性会長は港島
神戸新聞社の情報開示請求で公開された文書によると、男性会長は港島
自治連合協議会など19もの団体の代表者を務めており、16年度に、これらの団体に
神戸市や外郭団体などから巨額の補助金が支払われているとのことなのです。
一人の人間が19もの団体を掌握できるはずはありません。そういう人物を
野放しにした地域住民にも大きな責任があるように思われますが、一番の問題は
神戸市の補助金体質です。
ボランティアで神戸市に多大な貢献をした友人が、死の3日前に私に言いました。
「市は、勝手に補助金を決め、ボランティアをこき使っている。それで市民のために
やっているんだと思っているらしい。もっとボランティアの意見を聞いてほしいのに」
と。
行政が勝手に補助金額を設定するなど、とんでもないことだと思うが、それが
行政の実態でもある。何しろ自分の金ではないのだから・・。
私は、これまでいろんな活動をしてきたが、行政からは1銭ももらってないことが
自慢でもある。
石原東京都・元知事ではないが・・、神戸市長は書類を確認しないで押印して」いる
のだろうか。局長、部長、課長が専門職だからと、任せているのだろうか?
局長、部長、課長、係長なども、専門職の人はいないのだ。
19ものグループに補助金を与えておきながら、チェック体制が甘かったとするなら
言語道断だ。 神戸新聞はこの問題でよく頑張っているね。