中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

50年後の日本

 50年後の日本というと、そんな先のこと・・と、思うかも
 しれませんが、私が生まれてから82年以上になるのですから、
 そんなに先の話ではありません。
 いま10歳の子供が60歳になったころ、今年生まれる子供が
 50歳になったころの日本はどんな国なのだろう?
 技術革新は予想を超えることもしばしばあるので、想像も
 できないが、はっきりしていることは、日本の人口が8千万人を
 割り込んでいるということだ。
 そして、その後は、恐ろしいほどに、どんどん減っていく。
 ぼちぼち減るのじゃなくて、どんどん減る。
 65歳以上の人口の割合が約40%になる。
 あと60年も経てば恐ろしいことになるので書くのをためらう。
  どうして、こういうことになったのだ!
 村上春樹さんの本の中に「京都のある女子大学の正門の前に
 「愛欲の根を絶たなければ、人生の苦悩はなくならない」という
 ようなことを書いてあったということが書かれていた。
  女子大であれ、どこに大学であれ、「愛欲の根を絶て」と若者に
 言ってみてどうなることかと思う。
 そんなことを言っているから、みんな愛欲がなくなって、子供も
 減ったじゃないか・・と、言いたい。
 日本は歴史的に、そんなに道徳が厳しい国ではなかった。
 「おおらかな」国だったのだ。
 浮気をののしり、淫行を叩く週刊誌記者はどんな人たちなのだろう?
 もてない男? 男知らずの女?
 日本はいつから、そんなに道徳的な国になったの?
 フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、スペイン・・などなど、日本より
 はるかに「緩やか」だよね。
 人口減少の責任者は誰だ! とは言わないが、ちょっと変だよね。