中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

食の間違った常識を孫と語らう

 今夜遅く、仕事帰りに孫娘が立ち寄ってくれた。
 こうして、時々顔を見せてくれるだけで嬉しい。
 少ない時間の中でこんな会話があった。
 「最近、肉を食べないようにとつとめているの」
 「へえ~~どうして」
 「肉を食べると攻撃的な人間になるというから」
 「そんなでたらめを信じているの?」
ここから、食について講義をすることになった。
世の中には、どう考えても怪しい常識、間違った常識を
さも本当のように言う人がおり、そのこじつけ方もうまいので
騙されてしまうらしい。私は詐欺のような常識だと思っている。
 「肉を食べると太るから」とも、孫娘はいうので、その説の間違いを
説いて聞かせた。肉を食べると太るなどというのは、とんでもない
間違いなのだが、肉=自分の肉・・のように考えてしまうのだろうか。
 人間には約60兆個の細胞があり、その一つ一つに核があり、核の
中には遺伝子が内蔵されている。細胞の中のリボゾームというところで
タンパク質が遺伝子の命令書のとおりに作られている。
タンパク質は10万種類もある。60兆個の細胞の中で、命令書にしたがって
タンパク質を作っている・・タンパク質とはアミノ酸がつながったもので・・・
などと説明しているうちに時間切れ。
 こんな短い時間内ではとても説明できなかったが、一番大切なのは
いろんなものを、偏らずに食べること。様々な食材を食べることによって、
遺伝子に書かれた命令書にしたがってタンパク質を作るときの材料になる
のだと。
 肉も魚も豆も卵も、葉野菜も根菜野菜も、ご飯もパンもすべ体にとって
大切な食材。偏らなければ何を食べても大丈夫。
食べ物で性格が変わることなんてありえない・・孫娘に説く。ああ・・しんど。
気を付けるのは、食べすぎること。働かないこと。
 孫も甘いものが好きらしく、やめられないよな~~と、うなずきあう。
甘いものは体に良いとは言えない。そこが難しい。