中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

培養肉ってわかりますか? 1129の日ですが・・

 なんとも複雑な心境になる「培養肉産業化」のニュース。

大手食品会社と農林省が来年に研究会を設立するようだ。

 2050年になると今の地球人口が77億人から100億人になり

食糧危機が起こることは計算上では明らかなことだ。

 各種の肉類も奪い合いになること必定なのだ。スキーキが

食べられる今の時代は、超幸せな時代かもしれない。神戸牛

とか松阪牛とか贅沢は言わないが、アメリカ牛だって豪州牛

だって、そこそこ美味しく食べられる。でも、それも食べられ

ない時代が来ることを設定して「培養肉」の産業化を目指して

いる。すでに・・日清食品と東大の共同研究で「1センチ大」の

ステーキ肉の培養に成功したという。

 培養肉は生きた動物から採取した細胞から作る。遺伝子組み換え

などは行わない。無菌状態で作られるので衛生的だという。

 牛を育てる場合、大量の穀物、牧草、水が必要だが、培養肉には

それらは不要だから、温暖化の促進しているといわれる牛のげっぷや

尿などもなく環境保全に優れているという。

 どうでしょう??あなたは食べてみたいですか?培養肉を。

牛や豚などを食べた場合、人の胃や腸でそれら動物の細胞の遺伝子を

ずたずたに切り裂かない・・ばあい、人は牛になり豚になる。

胃や腸で動物の遺伝子を砕いているからこそ、私たち人間は人間で

いられる。もちろん細胞から培養された培養肉を食べても、胃や腸が

粉々にしてくれるから心配はいらないのだが、味はどうなんだ??

牛肉は牛の血統によって大きく肉の良し悪しが決まる。となれば・・

最上級の牛の細胞から大量の培養肉が生産され、特AAAなどの評価

になったりするのだろうか???