中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

タンパク質を考える(7)

 牛肉や豚肉、鶏肉や羊肉を食べると、牛や豚になるのだろうか?

そんなはずはないと思っている人も、中には(馬の肉は体によいらしい)

とか(イノシシの肉は体に良い)とか言いながら食べている人もいる。

 どうしてそうなのか説明できないのに信じて食べている。 先日これまで

牛を何十頭も襲って食べた熊が射殺され、その肉が全国のジビエ店で売られた。

ОS18とか言われたヒグマだった。

広告を見た人たちで店内は盛況だったそうだ。 ジビエがすき?

牛を何十頭も襲った熊だから? 答えば知らないが飛びついた人が多かった

ことがNHKの特番で放送された。

 実は、もし胃液がなかったら、牛や熊になっていたかもしれないのです。

実はとても重大な問題で「タンパク質分解」の本質的な問題なのです。

 ヒトが食べたものは、胃や腸で分解され、アミノ酸になってしまう。

風味の違いは、結合組織の割合、脂肪分、混在する血液などの違いによって

生ずるものなのです。

 万一、牛や熊や豚などの組織(DNA)が分解されずに血管内に取り込ま

れると、わたしたちは牛や熊になってしまうのです。

 こうしていったん分解されたアミノ酸を材料にして、新しくヒトのタンパク

質が合成されるのです。

 ヒトの身体にあるタンパク質は、ヒトの遺伝子の指示によってヒトの体中にある

すべての細胞で作られたものなのです。

 たんぱく質は作られるだけではなく、不必要になったものは分解されて捨てられ

ます。 変なたとえなのですが、わたしたちが毎日のように出す大便は食べたものの

カスばかりではありません。

 ついでにuncoの説明を書きます。

 ものを食べる(口の中でよく噛んで咀嚼する)胃に送る。胃では胃液で送られて

きたものを溶かして、十二指腸に送る。胃で溶けなかった脂分などを溶かす。胆汁で

黄色く染める。小腸で栄養分を吸収する。吸収した栄養分は血管を通じていろいろな

器官や臓器に送られる。大腸へ送られたものは、細菌を加えて分解される。水分を

加えて💩を作る。💩を練り合わせて形成し、直腸で形を整える。そして肛門から

排泄される。

 ヒトの💩の一日量は平均で約200グラムとされています。

さて、みなさんは順調でしょうか。順調になるようにいろいろ工夫してみま

しょう。 順調なのも健康の証のようですから。