牛肉や豚肉、鶏肉や羊肉を食べると、牛や豚になるのだろうか?
そんなはずはないと思っている人も、中には(馬の肉は体によいらしい)
とか(イノシシの肉は体に良い)とか言いながら食べている人もいる。
どうしてそうなのか説明できないのに信じて食べている。 先日これまで
牛を何十頭も襲って食べた熊が射殺され、その肉が全国のジビエ店で売られた。
ОS18とか言われたヒグマだった。
広告を見た人たちで店内は盛況だったそうだ。 ジビエがすき?
牛を何十頭も襲った熊だから? 答えば知らないが飛びついた人が多かった
ことがNHKの特番で放送された。
実は、もし胃液がなかったら、牛や熊になっていたかもしれないのです。
実はとても重大な問題で「タンパク質分解」の本質的な問題なのです。
ヒトが食べたものは、胃や腸で分解され、アミノ酸になってしまう。
風味の違いは、結合組織の割合、脂肪分、混在する血液などの違いによって
生ずるものなのです。
万一、牛や熊や豚などの組織(DNA)が分解されずに血管内に取り込ま
れると、わたしたちは牛や熊になってしまうのです。
こうしていったん分解されたアミノ酸を材料にして、新しくヒトのタンパク
質が合成されるのです。
ヒトの身体にあるタンパク質は、ヒトの遺伝子の指示によってヒトの体中にある
すべての細胞で作られたものなのです。
たんぱく質は作られるだけではなく、不必要になったものは分解されて捨てられ
ます。 変なたとえなのですが、わたしたちが毎日のように出す大便は食べたものの
カスばかりではありません。
ついでにuncoの説明を書きます。
ものを食べる(口の中でよく噛んで咀嚼する)胃に送る。胃では胃液で送られて
きたものを溶かして、十二指腸に送る。胃で溶けなかった脂分などを溶かす。胆汁で
黄色く染める。小腸で栄養分を吸収する。吸収した栄養分は血管を通じていろいろな
器官や臓器に送られる。大腸へ送られたものは、細菌を加えて分解される。水分を
加えて💩を作る。💩を練り合わせて形成し、直腸で形を整える。そして肛門から
排泄される。
ヒトの💩の一日量は平均で約200グラムとされています。
さて、みなさんは順調でしょうか。順調になるようにいろいろ工夫してみま
しょう。 順調なのも健康の証のようですから。