神戸・灘区に「ナダシン」という、おはぎ中心の店がある。
私は40年ほど前からこの店を知っているが。もっと古くからあったのだろう。
店先でおはぎ、大福もちなどを作っていて、奥はうどん店だった。
わざわざ遠いところから車で買いに行って「おはぎ」40個、大福40個などを
買って帰り、すぐに20個ぐらいはぺろりと食べていたものだった。
そのご、「ナダシン」は有名になりデパートに出店したりするようになった。
2005年に帰国してから、「ナダシン」に比較的近いところに住むようになった。
もちろん、いまの「ナダシン」にはどん屋の面影はみられない。
帰国すると・・いくらでもあんこ饅頭がある。美味しいケーキもなる。
外国のケーキは甘すぎて、とても食べられない。1種類だけ飛びぬけ美味しい
リンゴケーキがあったが、ざわざわ買いに行くには遠すぎたので月に1,2度
程度しか買えなかった。
日本では、甘いものがあふれている。
ケーキ類だけではないから、ある意味では世界一の甘味処ではないだろうか。
饅頭、ケーキがありすぎて困る。
いっぱい種類がありすぎて、こまる。
酒飲みには「休肝日」なんてこともいわれるが、甘いものの場合はなんという
のだろう。
最近は、意識的にすこし量を減らしてきたが、やめることができない。
神戸には菓子パンだって・・多すぎるが、菓子パンはめったに食べなくなった。
でも、育ての親が「お前は、3歳のこからいつもパン屋さんの店先で、駄々
座り込んで大変だった」と聞かされていた。何より渦巻の「クリームパン」が
すきだったようだ。
というわけで、今でもアンパンとクリームパンの美味しい店を探してある。
(4に続く)