中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

抗がん剤オプジーポへの誤解多い

 このようなことを書くのは少々気が引けるが・・どうして(がん医療)や
(がん知識)についてもっともっと詳しく、本当のことを知ろうとしないのだろうか。
だから、がん患者を餌食にする怪しい薬品まがいのものが売られたり、効果の
ない治療を売り物にする医者まで現れるのだと思う。
 患者がもっと「正しいがん知識」を持とうとしない限り、こうした怪しい連中が
いつまでものさばってしまう。
 先日、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶さんの発見から生まれた抗がん剤
「オポジーポ」がとてもよく効くと言うように伝えられると(私もそう書いたが)この
抗がん剤治療はどこに行けば受けられるのか??という問い合わせが多いようだ。
 私も書いたが、オポジーポは最初はメラノーマの1種にとても効果が高かったこと
から注目された。 そのご、他のがん治療にも使われるようになったが、どの癌でも
効くわけではなく、部位が同じでも効かないタイプのがんもあり、その人の遺伝子
によっては使えない場合もある。
 「がん」と一言で括ってしまうが、がんほど多様なものはない。一人一人違うと
言ってよいほど多様なのだ。 
 どうしてがんが生まれるのか? がんはいつできたのか? どんな治療法が
あるのか? タンパク質はどのようにしてできるのか?(今回の場合もタンパク質
と大いに関係がある) タンパク質は、体の中にある80兆個と言われる細胞の
中の核のなかにあるDNAに書かれている「命令書」によって作られている。
 こんな話を詳しく知りたいと思いませんか?
10月10日に開催の「がんサロン」に来てくだされば話しますよ。(がんサロン)で
検索してくださいね。