車椅子はお返しした。
腰への負担と胸骨に万一のことがありそうに思えたし、何より下半身を鍛えるためには良くないと判断したからだ。
その代わりに屋外用の椅子付き歩行器をお願いしている。椅子付きにしたのは、10分間程度しか歩けないと思っているからだ。
外出する場合に備えて寝たまま頭の中で、いろいろシチュエーションをやってみる。何をどうすれば?何がやれるかと。
問題は、時間と姿勢のバランスだと考えている。
もちろん、体力も考えなければならない。
どこへ行きたいのか。先ずはクリニックだ。
偽関節と診断した医師から未だ説明を受けていないからである。
診断した医師は説明義務があるが、在宅医療の主治医に封をした書類を私に託した。
西欧諸国では、書類は2通で封をせずに患者と主治医宛に、封をせずに手渡すことになっている。
真に民主主義なのだが、日本では未だにこのようなしきたりが残っているのは残念だ。
偽関節というような特殊な難病は専門医から說明を受けたいので是非とも、あんしんクリニックに行こうと頑張っている次第なのだ。