中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「うそ!まさか!」の人生経験 《1》

 人生って計画したとおりに進んでいる人もいれば、

計画なんて最初からもっていなかった人もいるのでしょう。

私の年代の人たちの子供時代には<市電の運転手さん>が

夢のような存在でしたが、それを夢見て自分の職業にした

人はほんのわずかでしょうか。夢を人生計画に取りいれた

人もいるでしょうし、夢は夢で終わった人のほうが多かった

かもしれません。

人生は旅ともいわれますが、まさしくその通りかもしれません。

思わぬところに迷い込んでしまうこともあれば、それが幸いして

宝を見つけることもあるでしよう。

86歳と5か月をすぎた私にもいろんな(まさか!)ということが

ありました。テレビ局からワイドショーの司会をやってみませんかと

誘いを受けた時は文字通りの(まさか)でした。当時はまだ録画時代

ではなく、すべては本番だけのじだいであり、何の経験もなく、低血圧で

喋るのが苦手の私でしたから・・まさか司会をなどと言われるとは

青天の霹靂でもありました。わずか一年半の経験とはいえ、舞い上がる

ような気分を味わったものでした。その後の落差も大きく、その落差が

なかったら、私は沈み込んだままで終わったかもしれません。

いまから思い出せば不思議な「旅」でした。落差から浮かび上がった

ときに「高校」を創立していました。あの時・・・だれが私を司会者へと

指名?したのかは、いまだにわからないのですが、私の人生に大きな

何かを投げつけた人だったということを感じてしまします。私を買って

くれていた人? わたしを試してみたかった人? いずれにせよ、これが

私の人生に大きくかかわっていると思えるから妙なものです。