2020-06-10 映画「風と共に去りぬ」も黒人差別旋風が吹き飛ばた アメリカの動画配信サービスは、映画「風と共に去りぬ」が 「人種に対する偏見を含んでいる」として配信を停止しました。 黒人男性が死亡した事件への抗議デモを受けた対応とみられ ています。 「風と共に去りぬ」は南北戦争に揺れるアメリカ南部を舞台に 主人公スカーレットの人生を描いた映画で、1939年に公開され、 アカデミー賞を獲得するなど不朽の名作とされています。アメリカの動画配信サービス「HBO Max」は9日、「作品は、残念 ながら、当時のアメリカ社会の風潮だった民族や人種に対する 偏見が含まれている」としてこの映画の配信を停止したと発表 しました。 むかしむかし・・この映画を見て感動したものだが、その感動も 黒人たちの辛さを理解できていなかっただけだと思う。 ゴーンさんは日本から逃げ出したときには「GONE WITH THE BOX」 などと書いたりしたが、今では、それさえ書けないように思える。 ただそう言われてみれば、問題点が多いようだ。 あくまで南部の白人の視点からのみ描かれた本作は、黒人からは 「奴隷制度を正当化し、(オハラの様な)白人農園主を美化している」と して根強い批判と抗議を受け続けている。 特に黒人奴隷の描写に関しては非常に強く批判されており、また白人 至上主義団体(KKK)を肯定している点等も強い批判を受けている。 (主人公スカーレットの周囲にいる白人男性たちは、レット・バトラー以外の ほぼ全員がクランのメンバーであることも問題だ。 映画としては、アカデミー賞の9部門を獲得しただけの映画ではあるが、 時代と共に・・・去っていく運命かもしれない。 だったら・・すべての西部劇 もインディアンの側から考ええば、すべて消し去ってほしいだろうにと思う。