中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

緊急避妊薬の便利さと恐ろしさ

  「緊急避妊薬」なんてものがあるなんて・・知らなかった。わたしの年代では
知らないのが当然だろうとは思うが。 それにしても、この薬は便利なのかどう
なのか??と、当惑してしまう。 少子化が加速してしまいそうにも思える。
 うかつにも妊娠してしまった・・と言うケースがあるだろう。それがシングルマザー
に結び付く場合も少なくない。 そんなシングルマザーもたくさん見てきた。
だが、彼女も、その子供も幸せなその後を送っているケースが多い。 うかつにも
妊娠してしまった結果、素晴らしい人生を手にした場合も多いのだから、「うかつ」
が悪い結果になるとは限らないのだが・・・・。 
 「無防備な性行為をしてしまったけれども、いま妊娠したら困る」「性行為中にコン
ドームに穴が開いてしまった」……。そんな時、望まない妊娠を避ける手段として
利用されているのが緊急避妊薬「ノルレボ錠(商品名。一般名は『レボノルゲスト
レル錠』という。 健康保険が利かず、薬代と診察代で1万5000~2万5000円
かかる。
 性行為から72時間以内に1回服用することで、妊娠を回避させる薬で、避妊に
失敗した後の翌朝に服用する。女性ホルモンの黄体ホルモン(プロゲステロン)と同じ
成分が配合された薬なので、ホルモン動態を変化させて排卵を遅らせ、受精卵が
子宮内膜に着床するのを阻害する。本来はレイプなど性暴力を受けた時に望まない
妊娠を避ける方法としても活用されているものなのだが・・。
 3月からジェネリック後発医薬品)の「レボノルゲストレル錠『F』」が発売されたので
価格は半額程度に下がるかもしれないが、日本では処方箋なしでは買えない。
  米、英、独、仏、豪、カナダではいずれも、処方箋なしで2000円程度で買える。
 いずれにしても、どの薬にも副作用がある。 何回も使うと女性特有の病気が起こる
可能性があるのではと危惧しているが…。