中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「なつぞら」なっちゃんの作業を、すべて体験した

 連続・朝ドラのなつぞらが高視聴率である。いろんな意味で農業や
酪農の姿が見える番組がもっとあっていいと思っている。
 例えば・・「とににく・・って、何の肉?」と思っている人が少なくない時代
なのだ。そんなの・・怖ろしすぎる。 花を見ても何の花かわからない、
切り身の魚をみても、なんという種類の魚なのかもわからない。木肌や
葉っぱを見ても何の木かしらない・・・という都会っこが日本の人口の
大多数派になってきている。
 自然と隔離された場所で生きているということは・・不自然だ。不自然とは
こういう場合に使う言葉なのだと、いまさらながら思う。
 牛の世話(和牛だったが)は、子供の頃にずっとやっていた。臭いし汚いし、
辛いし、しんどかった。 乳牛の世話は19~20歳の頃に経験した。わずか
2か月間のことだが、朝4時に起きて、牛の世話をして、湯を沸かせて乳房を
きれいに拭いてから搾乳をする。 ドラマではなっちゃんが搾乳しているが、
本当は搾乳なんて子供には難しい。絞りの腰があると乳腺炎をおこしてしまう。
だから・・なっちゃんの場合は、あとで大人が絞り直していたのだろう。
 わたしの場合は、搾乳後牛乳を煮沸消毒し瓶に詰めて家々に配達して
いた。学校内で2か月ごとに順番に経験させる作業だった。
 現在は「日野団地」と言われる大きな地域がわたしの行っていた学校の
キャンバスだった。巨大なキャンバスが、そっくり巨大団地になっているのを
みたときは驚いた。教会だけが昔の場所に残っていた。
 このブログを東京の日野団地の人は見ないだろうが・・見たなら・・コメント
くださいね。