中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

どこにでもある鉄橋にも歴史があった

 鉄橋なんて、全国のどこにも沢山あって珍しくもなないのですが、鉄橋にも歴史が
ありました。日本で最初に架けられた鉄橋の写真が見つかって毎日新聞に掲載されて
いました。 イングランドさんという名前もいいですね。私が豪州・パースでお世話に
なっていた医師もミスター・イングランドさんでした。 
 記事は次のようなものです。
 1874(明治7)年に開業した鉄道の大阪-神戸間(現在のJR東海道線の一部)の
完成前後に撮影されたとみられる写真約20枚が見つかった。日本で初めて造られた
鉄橋やトンネル、建設中の関連施設などを写した、日本の鉄道の黎明(れいめい)期を
今に伝える貴重な資料だ。これまで広く知られていないカットが多くを占める。
研究者は撮影場所などを特定したいと情報提供を呼び掛けている。
 写真の存在を確認したのは、大阪産業大名誉教授の林田治男さん(69)。
お雇い外国人として日本の鉄道建設を指揮した英国人技師、エドモンド・モレル
さんの(1840~71)研究してきた。
調査のため2010年、モレルと同時期に来日した英国人技師ジョン・イングランド
ひ孫ジョン・ローリー氏の豪州メルボルンにある自宅を訪れた際、日本の古い鉄道写真が
あると教えられた。帰国後にローリー氏から写真の複製を譲り受けたという。
 「日本国有鉄道百年史」などによると、イングランドは建築副役や建築師長を歴任し、
阪神間の測量を担当。1877年に横浜で亡くなった。