今日の内村選手のゼッケンナンバーは3だった。
4月の全日本選手権の得点を持ち点順にゼッケンがつけられていたのだが、内村が
ゼッケン3をつけたことなどなかったのでは?とおもった。それほど彼の経歴は凄い。
2020年東京五輪に向けての全日本体操選手権。怪我からの復活をかけた4月の
全日本では3位に終わったたためのゼッケン3だった。
きょうのNHK杯では4月の持ち点と合わせての得点争いとなる。
争いとなった。世界選手権には2名しか派遣されず、そのためには2位に入らなけ
ればならないという中でのめまぐるしい順位争いだった。
最後の鉄棒競技で、最後に登場した谷川翔選手が、競技を初めて直ぐに落下して
しまい得点を落として4位になってしまった。 世界選手権にも手が届くところまで
きていたのでプレッシャーが大きかったのだろう。
それにしても内村航平の演技の素晴らしさと確実さには感心する。
怪我から回復途中での彼の練習風景をNHKが放映していたが、危険な新しい技を
何度も挑戦している姿は感動的であった。
今日の優勝で10連覇達成だという。彼の精神力の強さは、すべてのスポーツ選手の
中にあっても最高レベルの人だと思っている。 コツコツと熱心に練習を繰り返し、肉体
を鍛え、新しい技を作り出していくその姿には尊いものがある。彼はいつも、美しく潔い。
日大・アメフトの内田監督には、内村航平に学んでもらいたいことがいっぱいある。
大学の経営に携わっていることもやめるべきではないのだろうか。