２年ぶり１１度目の優勝を狙う内村航平選手が２５日、公式会見に臨み、
両肩痛を抱え、満身創痍の状態であることを明かした。
彼ほどの選手はスポーツ界すべての中でも多くはない。これまでの努力と
結果を見てきているだけに、尊敬してやまない。 こんな素晴らしい選手に
国民栄誉賞の声がこれまで一度もかかっていない。 それだけでも、国民
栄誉賞が時の内閣によって利用されてきたことがよく分かる。
明日から始まる大会で、あまり無理をしてほしくないと、私は願っているが・・
６種目のうち、床以外の５種目は難度を落とした構成で臨むという。
「ギリギリの状態」 と話しながらも、内村の表情に焦りはない。「まあ首から
下は全部痛いようなものなので」。今大会と５月のＮＨＫ杯までの成績で、個人
総合枠での世界選手権（１０月・ドイツ、シュツットガルト）の代表３人が決まるが、
「自分の演技ができれば、結果はついてくるはず」というが・・。
