前回で病名のつくものを書き出しましたが、実は病名が付かないもので
苦しめられることが多いものです。このシリーは今回で終わります。
前回までで書き忘れいたことがありました。
80歳の頃、白内障で両眼の手術を受けています。
手術を受けてとてもよかったと思えるものでした。
◆ 病名が付かないもの。
現在の私の生活の質を落としているのは(1)が痔ですが、病名が付かない
ものが生活の質を大きく落とすことにつながっています。
「生活の質」とは、一言で言うならば、どの程度に心地よく日々を送ることが
できるかという指針です。たとえば「がん」の治療についても、生活の質を
最優先に治療の選択をすべきだと思いますし、相談を受けたときにも、アド
バイスしています。
※ 尻や太ももの肉が少なくなってきて、椅子に 座っていても痛い。
腰椎の圧迫骨折後散歩数が減ったために筋肉が一挙に少なくなったことが
原因だと思うが、なかなか筋肉を増やせない。全体的な筋肉量の減少が、
あちこちに支障をきたしていて、生活の質を下げている。
◆ 2012年の5月ごろから始まった「頭鳴り」は、私の生活の質を一挙に
下げた。
耳鳴りなどとは言えない頭鳴りだった。蝉が鳴くような耳鳴りは40歳で
真珠腫の手術を受けた後、これまでずっと続いていて、慣れている。
ところが火災警報のベルの音、マイクのキ~~ンというようなハウリング
音などが混じり合った強烈な音が24時間、頭の中で響き渡るという症状の
出現で、生きることさえやめようかと、何度も自死の方法を考えたことがある。
24時間なっているのだから、夜中にトイレへ行った後など、寝付けない。
頭鳴りは始まってから、大好きな音楽も聞けなくなったし、歌も歌えなく
なった。
静かになると、頭鳴りにすべての神経が集まってますます辛くなる。
この辛さを克服するのに3年間かかった。今も鳴っている。だけど受け
入れている。受け入れられるようになったというのが正しいだろうか。
病院の検査では単なる耳鳴りだといい病名はついていません。
そして、温めると緩和するでしょうと言います。どの病院でも温めれば
楽になるというのも変な話ですよね。
私がいろいろ試したところ、温めれば音がより高くなることが分かって
きました。
どうしてでしょうか? 正確な答えは有りません。 慶応大学の耳鼻科の
権威が学会誌に掲載した論文を読んでみますと、耳鳴りなど、その周辺の
研究は半世紀の中で、もっとも遅れている医療分野」 だということです。
私が立てた仮説は、老齢化、あるいは服用した薬品によって耳鼻周辺の
器官の中で、雑音を消していた装置が働かなくなっているのではないか
というものです。
温めると音が高くなるというのは血流が早く流れると音が大きくなると
いうことにつながる。 血流の音を耳鼻か脳神が拾っているように感じて
いますが、その音を消す装置が機能しなくなっているのでは、と考えて
いるのです。 私が考え出した仮説ですが、たぶん正解でしょう。
◆ 「神様は耐えられない苦しみを与えない」と言うが、」本当にそうかも
しれません。
私は明るく楽しいことが好きです。 私を知る人なら肯いてくれるで
しょう。
笑うのも好きです。笑わすのも好きです。
トイレに入っては鏡に向かって笑いかけ、一緒に笑い、風呂場でも鏡の
前で踊って楽しんだり・・と、生活の質を絶えず保てる生活をと心掛けて
います。
◆ ときどき紹介していますが・・体重計に現れた私の現在地(値)を書いて
おきますね。
たかが体重計ですが・・数値が良ければちょっとうれしいですよね。
それにしても数値的にはいいですよ。妻は、私の場合は違うけど・・って
いってますが。
体重 57、4キロ
BMI 23,9
体脂肪 23,4
筋肉量 40,8
推定骨量 2,6
内臓脂肪 6,0
基礎代謝 1240
体内年齢 38歳
体水分率 45,4
自己管理をしながら、83歳をそれなりに楽しく生きている日々を
ご報告させていただきました。 日々、どんどん老いている感じが
あります。
これまでできていたことができなくなる。だから、そういうことも
踏まえて無理をしないで生きようと考えています。 (終わり)